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子どもが将棋にハマった⑥いよいよ将棋教室へ【連載終了】

将棋に詳しくないママが、将棋にハマった5歳の息子に将棋の仕方を伝えるために、手探りしながら四苦八苦する話。第六話です。
(今年の春に下書きしたまま、暫く放置してしまいました( ;  ; ))

ここまでの一ヶ月間で、駒の動かし方も、駒落ちや詰め将棋を覚えてきました。

子どもの指し方も、少しずつ将棋らしくなってきました。
最初の頃は、駒取り大会になったり、自分が有利になるようにルールが変更したり、相手陣地でナル事が出来なかったり、王手ばかりしたがったり。
ルールがない、攻め方が分からないと、こういうことになるのか!(´゚ω゚`ノ)ノ
固定観念のない自由な発想に触れて、驚かされてばかりでした。

私が当たり前に持ってる感覚、ゲームというイメージは、何十年という人生の中獲てきた法則みたいなものなんだなーと感じます。
それは、今まさに自分が息子の思考性に影響を与えてることなのだと思うと、息子との過ごした方って大事だなーと再確認させられちゃいます。

話はそれましたが、いよいよ将棋教室も視野に入ってきました🌸

入塾する将棋教室は、もちろん中倉彰子先生のいつつ将棋教室です。

第三話以降で触れてきましたが、指南書として紹介しましたいつつブログを書いてる先生です。
この指南書が、無知な私に子どもへ将棋を教えるイロハを教えていただけたのです❀.(*´◡`*)❀.

ママ:教室に通う?
息子:いつつ?行く!
いつのまにか、息子も教室名を覚えてました😅
詰将棋本の裏表紙にあるいつつマークで覚えんだーと言ってました😄
そんな小さなところをみてるのかーと感心感心😊

今回は教室に通う前にやっておいて良かったことや、体験レッスンの感想をお伝えしたいと思います。

オンラインレッスンについて

いつつ将棋教室は東京、大阪、オンラインとあります。私たちの居住地には教室がないため、息子はオンラインレッスンとなります。

唐突ですが、オンラインでの習い事って不安になりませんか?

小さい子どもにとって、触れ合える温度感・空気感は、心の成長にも社会性を身につけるにも大事!習い事を継続するやる気にもなると思ってました。
なので、オンラインではこの肌感覚が伝わらないからダメーだめダメ🙅‍♀️

それに、別の習い事でオンラインをやってみたら、画質や音声が非常に悪く、それが私のオンライン反対論をさらに助長させたのです💣

でも、これからも続くコロナ下。オンラインは必要になっていくいきますよねー。ママの拘りは”時に子どもの世界を狭めることにもなる!”
とりあえず、体験レッスンを受けてみればいいじゃん!最後は息子が良ければいいのです。

オンラインレッスンで注意すること

色々心配していたオンラインレッスンですが、意外に意外!画質も応答性もよく、息子も楽しんでました!
案ずるより産むが易し、ですね。
そこで、オンラインをやってみて、こんなポイントをみておくといいなーと感じたポイントをお伝えします。

オンラインレッスンをする際の注意点
・講師と生徒たちとの会話の頻度をみておく
先生が一方的に話していると、小さい子は集中力が続かず、すぐ遊び始めてしまいます。

・画面に息子の姿をうつしておく
画面上に見える人は「設定」で変更できます。自分が画面に映ってないと寝転んだり、他ごとしたり、挙句にはどこかに消えていったり。”先生には見えてるよー”では伝わらないのです。
そこで息子をうつしてあげると、すると不思議!集中してるじゃないですか!?そういえば、大人でも仕事場のデスクに鏡を置くと良いという話があります。自己コントロール(自己認識能力)が高まり、集中力が高まるなど色んな効果あるらしいです。
そして、更に、参加者全員を移しておくと、競争心が刺激されていい感じです。

・子どもの発言の拾い方
大人もそうですが、発言することには勇気がいります。自信なく発言した小さな声を拾ってもらえて、良かったところを言ってもらえると、心の安心感・安全感に繋がって、自信がつき、さらなる発言力に繋がっていきます。
先生が子どもの発言をどこまで反応して、どのように応えているか、大事な要素です。

・ルールを決めておく
基本的なことですが、お菓子を食べない、他ごとしない、先生の話をきく、などのルールを受講前にしておきます。
おうちでやる習い事は、どうしても気が逸れてしまいがちなので、益々これが重要だと気付きました。

・体験レッスンを必ず受けること
上記のことをみたり決めるために、体験レッスンは大事!
また、音声や画像など、物理的に受講可能か総合的にみて、受講の可否を決める手立てになります。

いつつの体験レッスンを受講して

オンラインレッスンということでドキドキしてるママに反して、子どもはただただ楽しみな模様😆
体験の子だけの特別枠でなく、通常開催してるオンラインレッスンの一員として参加させてもらえました🖋
画面の向こうに同じ年頃の友達がみえて、少しほっとしました🌸

いつつの体験教室の感想
・中倉彰子先生が直接指導してくれる
・どの子にも発言の機会がある
・発言したことを丁寧に拾い大切にしてくれる
・手を上げて、発言できなかった子にも声をかけてくれる
・テキストの内容を進めていく
・講義のスピードが思ったより速い

講義は子どもとコンタクトを取りながら、優しい口調で進んでいきます。
知ってる人?と発言する機会を挟んだり、発言を促したりして、子どもの発言力、競争意識も突っついてくれます。
考え込んですぐ応えれない時は待ってくれたり、自信なく応えた小さい声も拾ってくれたり、間違えてもまずは相槌をうってもらえ、良かったところと間違えたポイントを伝えてくれます。

しかし、意外と驚いたのが、講義スピードが速いことでした。それでも生徒のみなさんは皆んなついていってたので、驚きました。
体験レッスンの内容は、息子が既に知ってる駒の進め方だったので、何とかついていけましたが、予習が必要だと感じました。

オンライン教室では、息子は積極的に手を上げたり、発言したり、今までやってきたことが実を結んだのがみえました。

息子が体験受講前にやっておいて良かったこと
・駒の動かし方を覚えること
・一手詰めの詰将棋が出来ること
・詰将棋の結果を解説してもらうこと
・駒落ちや平手など、対局を重ねてきたこと

他の子に負けず、応えられたので、自信に繋がったようです。
第3回で将棋教室に通うか悩んでましたが、教室通う前に予備知識をもっておいて良かったと思いました。

いつつ将棋教室で利用するテキスト

いつつ将棋教室には、中倉先生が制作した子どもむけ将棋テキスト『はじめての将棋手引帖』を使います。

「はじめて将棋に触れる」という子どもたちが無理なく楽しく将棋を身に付けるために制作した初心者向けの将棋の本です。全5巻からなる同シリーズでは、将棋駒の動かし方や将棋のルールを覚えて将棋が指せるようになるだけではなく、駒の特性や将棋の戦法、テクニックなどを身につけることで、将棋初心者の子どもたちでも、将棋本来の楽しさである「考えて指す」ができるようになることを目指します。(いつつのホームページより

上下に開く形で、見開きでひと単元。
上が説明で、下がドリルになってます。そして、全ての単元に動画があります。
説明された内容が分かってるか、ドリルで確認するという形。なので、わからなければ説明を見れば分かるようになっていて、できた!が積みかねれる本なのが、息子には向いていました。
またもう一つよかったのが、将棋本といえば差し手が符号で書かれていることが多いのですが、このテキストはそれが少ないです。符号で書かれた本は内容は多く漢字も増え、なんかむすがしそうだなーとなってしまいます😖

いつつ将棋教室を入塾して

息子は入塾を決めました🌸
予習、復習をやること。お菓子は食べない、レッスン中は他の遊びはしない。などのルールを決めました。

いつつの将棋教室では、生徒さんのみのオンライン道場や国際大会などの企画を行っており、多くの対局をさす機会や競争心を養える機会が月一回くらいあります。

国際大会という話から、世界地図を広げて息子とともにワクワクしました。
趣味の将棋を通じて、他の国に住む子にも会えるなんて、素敵です✨✨
息子がそこまで成長してくれれば、嬉しいことです🥰

最後に

息子の将棋の超基礎知識をつけ、将棋教室を習うところまでたどり着けました!

『息子が将棋にハマった』のが2月。将棋教室を開始したのは3月中旬。これは1ヶ月半の話でした。

1ヶ月半、園から帰ってきたら、ほぼ毎日将棋漬けでしたが、少しずつペースダウン💦
しかも、保育園のクラス替えで、将棋仲間と別れてしまったのです。益々、将棋を指すことも減っていきました。
正直、たまに対局するくらいが、私にも丁度良かったので、ホッとしちゃいましたが。

将棋に詳しくないママが、将棋にハマった息子に将棋の仕方を伝えるために四苦八苦した内容を、六話まで伝えてきました。
教室入塾して、教室のカリキュラムで導いてもらえるようになり、一安心☺️
息子もハマりモードから、ちょっと指すモードになったので、『子どもが将棋にハマった』というタイトルがあわなくなったので、連載はここで終了にします。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました😊

この後の息子の成長や気づいたことなどは別タイトルとして、あげていこうと思います✨

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