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【復職活動の旅】を始めます ~2022年へのキャリアづくり~

前職を退職してアメリカで生活している私は、2021年の夏に日本へ帰国予定でした。そして2021年4月初旬、予期していなかった「駐在帯同の延長」が決定。
駐在帯同者として、前職を退職して海外で暮らす時間は【ブランク期間ではなく、キャリアの旅】と考え、LinkedIn認定クリエイターや、(株)ファンリーシュのコミュニケーションリーダーとして過ごす先には、2021年の帰国を見据えていました。
今回の延期決定によって【2021年の再就職というキャリアの旅計画】を変更するべく、私はその目的地や巡り方を考える時間を持つことに。
そして見えてきた答えがいくつかありました。季節は冬から春になり、周りの景色も樹々の緑が眩しい季節です。この旅のスタートにあたり、今後の道標として今日までの気持ちを書き残してみようと思います。

Q, 帰国の延期は私にとって良いこと?

A, この問いにも、最近ようやく気持ちの整理が付いたところです。戸惑う自分の気持ちにも気付き、とことん自分と向き合う時間を何度か持ちました。
その中で、私は「この決定が良いことか、悪いことかを決めたいのではなく、『なぜそう思うのか?』を自分で納得したい」という本音に気付きました。
この延期を良いことにするかどうかは、今後の経験次第。
そして必要なのは、良いことだと自分に言い聞かせることではなく、

これから過ごす時間と経験を
自分にとって良いものであった!
と、1年後に振り返れる取り組みをすること

とは言え、闇雲に何かに取り組むのではなく、目的を明確化しようと考えました。
そのために「なぜ良いものにしたいのか」その理由を考えた時に、出てきた想いがこの2つです。

離職期間はキャリアにマイナスになる、 という印象を変えたい。 帰国延期になったことで、 更にマイナスという印象を変えたい。

この1年を改めて振り返ると、
「発信」を通じて、自分が出来そうなキャリア構築の方法を実践したことで、新しい可能性や未経験でもチャレンジできる場所が、自分の前には広がっています。

この可能性が広がるのか、自分がワクワクできる成長につながるのか、それを確かめるには、まだ時間が足りないようにも感じます。ここで足りなかった時間を得て、更に加速する社会の変化も感じられる場所にいる。

その事実を足掛かりに「マイナスではなくプラスだった」と自分の言葉で伝えられるキャリアを積み重ねていこうと決意しました。

Q, 私のキャリアは誰のもの?

A, 私のキャリアは私だけのものではなく、「私たちのもの」だと考えています。この答えには、キャリアは他の誰のものでもなく、自分自身のもの、という意見もあると思います。
一方で私は、キャリアとは仕事や職場で積み重ねるだけのものではない、という考えで活動しています。この視点は、キャリアコンサルタントである駐在妻仲間から学んだものです。

家庭や社会の一員として過ごす経験もキャリアの糧となる。今は職場以外からも人生経験の多くを重ねている自分と、その出来事に関わっている家族・友人・知人など多くの人たち。その関わりがあることで出来ることが増え、今後取り組みたいことがあります。

これからも「人との関わり」をキャリアの1通過点と考えていくことで、それを受け止め、振り返り、更に磨いていけたら、と感じています。

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Q, ではこの1年間、何に取り組むのか?

A, 1年間を存分に活かして、「オリジナルな転職活動」に取り組みます。
この想いに至るまでに、私が辿り着いたオススメの視点がありました。

一見ネガティブに見える状況を、
共通項のありそうな他の状況に置き換えてみること

私の今回の状況は、一見すると「離職期間が更に長くなる」というネガティブなものかもしれません。でも見方を変えると、2022年の春には自分の意志で働くことが可能になる立場です。
そう考えた時に、「22年卒の卒業生と似た境遇」という気付きに至りました。次の新卒生たちは今何をしているか、それは自分は取り組んではいけないのかを考えた時に「出来ることはありそうだ」という答えに辿り着きました。アレはダメ、コレもダメ、と自分で制約してしまいがちな状況は、そうでもないかも、と今は考えることが出来ています。

これまで好きな仕事・業界で10年以上働いてきた経験を持つ私は今、海外生活の経験を経て、気になる職種や企業がいくつかあります。それは特にこの1年間、世の中のコンテンツを広く見渡しながら、LinkedInクリエイターとしての自分と付き合う中で「イイな」「もっと知りたいな」と興味を持った、いくつかの企業や組織。

名称未設定のデザイン

その自分が感じたイイな、をより具体的に確かめてみたいと感じています。

・自分が気になっている組織は、なぜ魅力的なのか?
・まだ出会っていない惹かれる組織もあるのではないか?
・逆にネガティブな面を感じた時、どう受け止められるか?

新卒ではなく【2022年に海外生活を卒業見込みの人材】として、企業研究やそこで活躍される方々の姿を通して、新卒の時とは違うキャリア観を育てることにチャレンジしてみます。

Q, なぜ転職活動すると公表するのか?

A, (株)ファンリーシュでコミュニケーション・リーダーという立場で活動している私が、更に1年後に向けて、復職活動を始めていきたい。この今の想いを一番力強く応援して下さっているのが、ファンリーシュ代表の志水静香さんだからです。
今回の延期決定を受けて「自分がやりたいこと=2022年に向けての復職活動」について伝えてみた時に、志水さんから

「すごく良いと思う!」

というポジティブな反応を頂いたこと。
これが私が公表して就職活動をする理由の1つです。(※なぜ世の中が変わる兆しになり得るのかは、また今後に書き残せたらと思います。)

この復職活動を始めるにあたり、他企業のキャリア面談を受けてみることを、志水さんにも事前に共有しました。志水さん自身も過去に「これからヘッドハンターと会ってくるので。」と上司に伝えたことがあった、というエピソードから感じた、既に私一人のキャリア開拓ではないという実感も、この気持ちを後押ししています。

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これからの時代は、人知れずキャリアの舞台を探すという常識が変わっていくかもしれません。公表することで届く情報、出会い、言葉、新しい自分の一面…。
その1つ1つから、私と接点のある方々とのキャリアを積み重ねていくための、今日が第一歩になります。

今後も、ありたい自分の姿を目指して、出会いや学びから思考を掘り下げていくこと、日々の情報からインプット&アウトプットの循環を愉しみながら発信を続けていこうと思います。
そして私の発信をお読み頂ける方々と、末永くお付き合いできれば幸いです。