見出し画像

出発準備を始めました ~春まで残り6カ月、その期間に何をする?~

今月、春からの進路を決めました。決断した進路には迷いはありません。ですが「表現する言葉には、まだ迷っています」ということを、まずお伝えしてみます。
親しくやり取りさせて頂いている一部の方々には、今回の決断を伝えてみたところ、私のスッキリ感が伝わってか、「ところで、なぜそれを選んだの?」という問いかけをもらうことも多いです。また同時に、熱い想いを伝えてくださる方もありました。本当に有難く、1つ1つの言葉に感謝が尽きません。

そして同時に、とてもポジティブな反応や、レアケースだというコメントを多く頂くようになり、「少し前との違いが何だろう?」という問いも持つようになりました。
この問いも大切にしたいと思い、選んだ進路について「こうします!」と表現するまでに、少し時間を持ってみたいと思っています。

今は言葉に迷っている⇒自分なりの言葉を見つける、という過程を、近いうちに書き綴れたら…と思いながら、迷った記録として書いてみます。

●迷いながらもキャリア思考は進んでいく!?

進路について、完全に答えが出せている人よりも、「迷いながらも歩みを進めてみる」ということは人生で意外と多いかもしれません。
この歩みの中で、春ごろの出会いから徐々に輪が広がっている仲間との時間は、私の心のオアシスの1つになりつつあります。
ちょっと不完全だけど、でも大切にしたい、そんな気持ちのアウトプットも楽しんでいます。

このnoteを書いていて、【自分について気付いたこと】がありました。
・経験をアウトプットすることが自分にとっての復習
・学びや刺激をオリジナル化することがスキ
・その発信から新たなコミュニケーションに発展すれば更に嬉しい

この自分の特徴も、キャリア選択において実は影響を与えていた部分のように感じています。


●時間が経って得た経験

この「迷いながらも前に進んでみている期間」は、上記のキャリアグループが生まれる以前から、自分の中では続いていたように思います。

この10月、「自分の経験 × 新たに生まれるつながり」について想いを巡らす出来事がありました。
2021年の3月に、LinkedInクリエイターとしてインタビューLIVEに出演した時に、コメント頂いてご縁をもったWeb開発者のフルブライト・ケネスさん

彼のLinkedIn アカウントが、この10月に「何らかのトラブルで突如消えてしまった!」ということを、同じくクリエイターつながりの宝達さんの投稿から知りました。

次の瞬間にはケネスさんへの「つながり申請」と、応援メッセージをDMで送り、すぐに返信をもらい一安心。…と思いきや、そこに書かれていた意外な一言が私に大きなキッカケを与えてくれました。

返信メッセージには
「Todagishiさんは高級な人だから、邪魔しない方が良いと思ってリクエストすることを怯んでいたんだ。」と日本語で書かれていました。

少し意外な一言でありつつ、自分の今を外側から感じることが出来るような、とても印象的なメッセージでした。

高級という言葉は、日本語をとても懸命に学ばれている彼の人柄を最初の頃に感じていたので、意図はすぐ理解できました。誤解であれ何であれ、気持ちの距離を生んでしまっていたとしたら…「今の私を伝えなければ!」と思い、私は以前と変わっていないことを伝えると共に、その気遣いをさせてしまっていたことを反省しました。

名称未設定のデザイン (8)

それでも相手を傷つけないケネスさんの率直な言葉が、とても心に響き「この大切な経験について書きたいな。」と思い、つながりを持てた最初の頃を振り返ってみました。

彼はつながりを持った最初の頃(約6ヶ月前)、こんな質問を私に投げかけてくれています。

「LinkedInクリエイターって何ですか?」

当時の私の答えは、「自分なりに、LinkedInというビジネスSNSを活用しているメンバーのことだと思います。」でしたが、「自分なりに」という箇所が、実は分かるようでわかりにくい、具体的にイメージしにくい点かもしれません。言い換えるなら、誰かの言いなりではない、自分で考えてみて、行動に移す決断もする、という感じでしょうか。(ここは今後も答え探しは続きそうです。)

この最初の頃のやり取りと、最近のやり取りが掛け合わさり、最初に彼のアウトプットになぜか惹かれた理由が、分かったような気がしました。

長い期間しっかりと記憶に残る出来事や存在は、その理由が必ずある。
でもそれに気付いたり理解できるのは、長い時間が経ってからかも…。
だから焦らず、その経験を「その時」に振り返れるように残しておこう。

そんな風に感じた出来事でした。
そしてもう1人、この出来事に欠かせないキッカケとなる投稿をしてくださった宝達さん。(宝達さんは、ケネスさんが困っていることを即座に伝え、ご自身が出来ることとして行動された、多くの方に尊敬される行動力のある方です。)改めて、帰国後にでもゆっくりお話する機会をもてたらステキだろうな、と思っている方の一人です。

誰かと誰かのつながりから、時間を経て自分も背中を押してもらえるようなメッセージを受け取れること。こういう経験をまた自分の言葉で届けていけるよう、「春までの出発準備という時間」を過ごしていきたいと思っています。

画像3

●アドバイスを受けての学び

ここで準備期間の過ごし方…に想いを巡らせてみます。

何かに迷っている時には「アドバイスを受ける」という体験を持つ方が多いと思います。このアドバイスを贈る側も、受け取る側も、そのスタイルにはタイプがさまざまある、ということを今回のキャリア選択で感じました。

その人それぞれの、ベースにあるコミュニケーションのスタイル、とも言えるのかも知れませんが、書き出してみるとこんな感じでしょうか。

<アドバイスを贈る側の方>
アドバイスを求められた=相手は迷っている=出口への道を示さねば!という強い想いが伝わる方や、逆に明確な道は示されない方、さまざまなタイプ。
<アドバイスを受け取る側の方>
アドバイスを受ける=迷いを晴らさなければ=その通りにしなければ!?、と思い込んでしまう方や、でも決め切れない方や、違った道でも切り拓いてみる方、こちらもタイプはさまざま。

答えを求めているのか、いないのか、自分が何をしたいのか…それも分からない時や、素直に言葉に出来ない時は、答えを探すよりも気持ちは苦しいものかも知れません。でもさまざまに違うスタイルのアドバイスを聞いてみる中で、自分で考える余地のあること、考えが具体化したり進んでいくこと、に出会う経験を重ねることができると感じます。選択肢は多すぎても、少なすぎても悩ましい。だからバランスが肝心ですね。

表現には迷っているとはいえ、私の場合は一歩ずつ目指す場所に近づいていけた中で、コミュニケーション機会の持ち方について、投げかけ方で違いがあるかなと思っています。

「相談がある、アドバイスが欲しい」というアプローチか、
「アウトプット機会が欲しい」「他の人の言葉を聞いてみたい」など言ってみるかで、この気持ちの構え方や環境の作り方(オンラインか対面か…など)が変わるのではないか。私の場合は、後者が増えるのかな…と感じています。

名称未設定のデザイン (1)

一つの大きな節目に向かって、残りの時間を意識するタイミングになったからこそ、今この時間があるからこそ自分が出来ること・そして期待して頂けることを、発信して見えるカタチにすることを続けてみようと思っています。