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本当の優しさってなんだろ

週末は毒舌エッセイ🌟
挿絵は自作です。

「優しいひと」って、どんな人を思い浮かべる?

良いひと?
何でもやってくれるひと?

・・・それは、都合のよい人ではないかな?笑

良い人は、往々にして利用されやすい
別に本人が望んでるならとやかく言うことはないけれどね。

ただ、どうしても私は思ってしまうのだ。


それって・・・

自分に優しい人なんじゃないの?

って。

誰かに良くする
感謝される、
喜んでもらう、
とても良いことだと思う。

でもそれは、何のため?誰のため?

最初から、そうではなかったとは思うけどね。

いつのまにか
あの人なら、大丈夫だよ。
なんでもかんでも。
面倒ごとが集まってくるようになって、
本人が笑顔の裏でしんどいなら

それは、一大事。


出来れば何とかしてあげたい

のは皆そうだ。
そう出来るものなら、ね。
でもキャパシティとか現実的なリソースとか余裕とか
そもそもスキルとかっていう限界はあるもの。

誰も彼も救えるって、
そんなスーパーヒーローなの?


ねえ
あなたは、誰???


人は神ではないから
だから分業したり、協力したりして
得意を分け合っている。

自分が我慢すれば何でもできるなんて無理して引き受けて、
本当に大丈夫だと思う?

そんなに、自分を買い被らないほうがいい。
ひとは、万能なんかじゃない。



安請け合いに引き受けて、
結局できなくて余計大惨事になることがある。

個人はともかくリーダーがこの判断を間違うと、
下手すると本当に人が死ぬ・組織が壊れる事態すらありうる。

しかも最初はむしろ善意でしかないのだから、こういうのは誰も責められず更なる悲劇=逆恨みになりかねない。


だからリーダーは撤退線を見極めて、
メンバを守る判断をするために時に厳しく言わねばならないときがある。

相手のために、言いたくないことだって言う必要がある。

メンバにも、それこそお客様にも。
それこそが、本当に優しい人だと思ってる。

自分ではなく、相手のために優しさを向けるなら、
相手に厳しいことも、一見酷いと思われる判断も、伝えていく。


単純な白黒だけでは測れないからこそ、面白かったりもするんだけど。

リーダーは孤独だって言われる所以でもある。

決して、短絡的に今好かれることを考えるのではなく
長期的に見て、その人や組織のために必要な決断をすると決める。

理解されないことも多い。長年経って理解されたり、一生理解されなかったりするけど、それを目的にしている時点でリーダーではないからそういうことで笑。


おあとがよろしいようで。
本日はここまで♬

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