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【天秤座新月】〜喫茶去(きっさこ)〜

こんにちは。彰子(しょうし)です。

すっかり秋らしくなってきましたね。
今年は台風も少なく、あっという間に秋の味覚の時期になりましたが、
皆さま如何お過ごしでしょうか。

今回から、新月満月の天空からのメッセージを、
ことわざや禅語、漢文などを交えてお伝えしていきたいと思います。

10月15日 2時54分に、天秤座で新月を迎えます。

今回の新月ホロスコープからのメッセージは、
「喫茶去(きっさこ)」です。

この言葉は、苦手意識のある人とも別け隔てなく話そう、という禅語です。
新米の修行僧にも位の高い僧にも、等しく「まあお茶でも召し上がれ」
と語りかける様子を指しています。
色々な執着を捨て、自分や相手の地位に固執や劣等感を感じることなく、
別け隔てなく接するということです。

今回のホロスコープを見てみると、
2ハウスで起こる天秤座新月は、水星がコンジャンクション(合)となっています。
つまり、今回の新月では、五感を通わせた、贔屓のない対等なコミュニケーションが鍵、ということです。

縦社会や組織の一員として過ごしていると、
地位に関係のないコミュニケーションは、なかなか難しいとは思います。
ただ、美味しい、綺麗、素敵な音、心地よい風…
その五感は地位や立場に関係なく、誰しもが感じるものです。
今月はそんな声かけをきっかけに、色々な方とコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。

そして今回の新月にぴったりのクラシックの名曲は、

「ショパン作曲 ワルツ第9番 【告別】」

題名とは裏腹に、とても穏やかでしっとりとした旋律です。
ゆったりと等間隔に刻むワルツは、まさに均衡美の天秤座を表しているように感じます。

この曲を聴いていると、色々な感情が落ち着き、ホッと一息つきたくなってきませんか?
お茶を愉しみながら一息つくと、
ちょっと苦手意識のある方にも話しかけてみようかな…という気持ちになるかもしれません。

あっという間に年末の足音が聴こえてきました。
新月は目標を立てるのにも最適な時期です。
今回の新月は、皆既日蝕も伴うスペシャルバージョン。
新月の影響は約半年続くと言われています。
来年春までに叶えたいことは?変えていきたいことは?
少し先も見据えながら、目標を立ててみてはいかがでしょうか。

良き新月の日をお過ごしください。

彰子

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