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【IQ142】自分が"ギフテッド"だと気づくまで(②小学校3年生)

こんにちは!Maiです。
前回のnoteは、初noteにも関わらず1ヶ月で1,500名以上の方に読んで頂きました。
ありがとうございます!🙇‍♀️🙇‍♀️

TwitterのDMやリプライでもたくさんの感想・メッセージを頂き、「うちの子とそっくりで驚きました!」という保護者の方や、「ギフテッドのイメージが変わりました。」という教育関係の方もいらっしゃいました。
少しでも読者の皆さんの参考になったなら、とても嬉しく思います。

今回はその続編。
小学校3年生の頃のエピソードをまとめたいと思います。
本当は小3〜4の話をまとめて書いていたのですが、思いのほか長くなってしまったので、分割します。


前回同様に、

  • 👍=ポジティブな思い出

  • 👎=ネガティブな思い出

に分けて書いてみたいと思います。


小3のころ

👍担任の先生の誕生日サプライズを企画

小3のときの担任の先生は、新任の男性教員S先生。
明るくやる気に溢れ、人気の先生でした。
私もS先生のパーソナリティが大好きでした。

S先生は、感情表現が豊かで、ちょっとした出来事で喜んだり、落ち込んだり…というのが目に見える先生でした。
(私自身が、そういったことをすぐに察する子どもでもありました。)

あるとき、S先生が些細なミスや勘違いを繰り返して、教員としてちょっとしたスランプに陥っていることに気がつきました。
同時に、先生のお誕生日が近づいていることも思い出しました。

サプライズで人を喜ばせるのが好きな私は、「クラスみんなでお誕生日サプライズをして、先生を励まそう!」と思いつき、クラスメイトに呼びかけました。

1週間前から、作業を分担して、折り紙の輪飾りを作ったり、みんなで寄せ書きを書いたり。当日の朝は、いつもより1時間早く登校して、黒板いっぱいにお祝いメッセージを書いたり、「先生、お誕生日おめでとう!」の掛け声をみんなで練習したり…。

そして、いよいよ先生を迎える時。
教室の前ドアから入ってきた先生に、クラスメイトみんなで「せーの」、

「S先生、お誕生日おめでとうございます!!!」

と叫びました。その瞬間に、先生がとても驚き、次第に心から喜ぶ顔になりました。
それを見て、小さな企画をやり切ったこと、S先生に想像以上に喜んでもらえたことに達成感を感じて、一人涙ぐんでいました。

「小3でも、みんなと協力して、1人ではできないことを考えて実現できるんだ・・・」としみじみ感動したことは、今でもよく覚えています。

昔から仕切りたがりで、加えてこの時はクラスメイトもサプライズ企画を楽しんでくれていたので、とても自信に溢れワクワクしながら準備していたのを思い出します。
サプライズとか、贈り物が好きになった原体験かもしれません。


👍学習面は問題なし

学校には毎日通えており、学習面も大きな問題がなく過ごしていました。
ギフテッドのお子さんは、学校の授業が簡単すぎてつまらない、と感じてしまうケースが多いかと思います。

しかし私の場合は、過剰適応が人一倍強く、先生の目をとても気にしていたことと、「いかにして100点を毎回取り続けられるか」という謎チャレンジに没頭していたので、比較的問題なく過ごせていたように思います。
(ケアレスミスで100点を取れなくて、後悔したり落ち込むことはありましたが、癇癪を起こすことはなかったです。)

それでも、授業でプリントや練習問題を解く時間は、同級生が授業の45分まるまるかけて終わらせる内容を、私は5〜10分で終わらせてしまう、というのが日常茶飯事でした。

それに困った新任のS先生は、苦肉の策で、私に中学受験用の問題集を与えてくれました。それが当時の私は本当に嬉しかったです。

というのも、より難しい問題にチャレンジできることはもちろん楽しかったのですが、それだけではなく、今まで「できる子」扱いで先生から特別目をかけてもらうことは少なかったのに、S先生が個別にケアをしてくれたことが本当に嬉しかったのです。

知識欲もありましたが、「もらった問題集を早く終わらせて先生に見てもらいたいし、次の問題集もどんどん選んで欲しい!」というモチベーションで頑張っていました(笑)

ちなみに、当時は塾には通っていなく、幼稚園から小4まではベネッセの通信教育を取っていたのみでした。
先取りなどもしていなく、ごく一般的な家庭学習しかしていなかったと思います。


👎掃除に熱中になりすぎて…

何か「ピン!」と閃くと夢中になってしまい、周りが見えなくなりがちな性質は、子どもの頃から大人になった今でも変わらないなと思います。

この頃、学校の掃除がマイブームでした。
みんなが嫌がる掃除を楽しめたら"おトク"だし、何より先生からも褒められて一石二鳥だ!と考えていました。

私の通っていた小学校には、週に1度、掃除の時間がない日があり、その日は昼休みが通常の25分から45分に伸びる、通称”ロング昼休みの日”がありました。
その時間を使って、自ら掃除をしたらS先生を驚かせられるのではないか・・・!?と閃いてしまったのです。

そこで、クラスメイトに呼びかけ、(いやいやながら)協力してくれた8人ほどでひたすら教室を雑巾掛けし、廊下は勝手に持ってきたクレンザーを撒き、1タイルずつ雑巾で磨いていました。
黙々と磨く作業は楽しく、しかも成果が目に見える上に、自分の指示でみんなが動いてくれるので、大得意になって作業していました。

そこまでは良かったのですが、、「今何時だろう?」とふと思った瞬間…

「キーンコーンカーンコーン」

昼休み終了のチャイムが鳴りました。
当然ながら、昼休み後の5時間目に突入しても掃除用具や教室の片付けが終わらず、結局クラス総出で掃除の後片付けをすることに…。

S先生からも叱られるし、クラスメイトのブーイングも辛く、しばらく引きずりました…。
こんな感じで、良かれと思ってやって(しかも周りまで巻き込んで)失敗することが多く、「ありがた迷惑」とよく言われていたので、未だにこの言葉は少しトラウマです。。


👎びっくり屋さん

私は聴覚がやや過敏気味で、音や刺激に人一倍反応してしまう性質があります。
特に、何かびくっとするような唐突な音や刺激があると「わっ!」と叫んでしまい、近くにいる友達に「こっちがびっくりするわ…」と呆れられるほどです。

それをS先生が面白がって、「わっ!」と驚かされることがしょっちゅうありました。
いつも驚いて変な声をあげてしまうので、いじるネタとして丁度良かった(?)のだと思います。

私としては、驚かされるのは好きではないので、あまり快くは思っていませんでした。
だけど、クラスのみんなが私の反応に注目して笑ってくれるので、当時から孤立傾向があった自分としては嬉しい気持ちもあり、我慢して受け入れていました。

ちなみに両親には、注目を集めたくてわざとやっていると思われたこともあり、「そうじゃないのに…」と自分でも治したくて頑張っていました。が、この年になっても中々変わらないのが現実です。。

余談ですが、最近だとノイズキャンセリングのイヤホンが鬼門です。
イヤホンをしている時に周囲の気配に気づけず、後ろから突然声を掛けられて「わっ!」と驚いてしまうことが多くあります。
大袈裟な反応をしてしまう自分が心底嫌になります…。


いかがでしたでしょうか。
小学校3年生の頃は、閃いた企画を実践する、という楽しさを知り始めた時期で、それなりに楽しく過ごせていました。

反面、その分失敗して怒られて長いこと引きずったり、友達から浮いてしまうことも自覚し始め、集団に馴染めないしんどさも感じるようになってきました。

次は、小学校4年生の頃のエピソードについてまとめたいと思います。
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それでは、また会いましょう!

Mai

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