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育休復帰初日の社員と私の仕事のポリシー

私の仕事のポリシーは「相手のことを想った行動をとること」だ。

人事部門で働いて12年になる。
社内の役員、営業部門の社員と関わることが多い。
役員・社員に、社内制度が簡潔に分かりやすく伝わるよう、また、人事部門に問合せしやすい環境作りをしている。

メールで言えば、簡潔に分かりやすく敬意を持って返信する。
忙しい相手のことを想って簡潔に伝えられているか、依頼事項が明確か、敬意を持って伝えられているかを意識している。

出社したときは、目を見て相手の方より先に挨拶をする。先に帰られる方には、先に帰ることが心苦しくならないよう労いの言葉をかける。
相手の方がその日1日を過ごしやすくなるためだ。

上司のサポートに関して言えば、求められていることをすぐに察知するよう心がけている。営業部門から新任上司が人事部に赴任してきたときは、事前に各担当者の業務説明スケジュールを組み、上司が人事の全体業務の進捗が分かるよう可視化した。

後輩との関係も大事にしている。歳は離れてきたが、悩み事があれば相談してもらえるような雰囲気を作り、いつでもサポートできる旨を伝えている。業務を一緒にしたときは後輩の良いところを見つけ、上司や同僚に積極的に伝えることも意識している。歳が上になるほど、分からないことを分からないというのには勇気がいる。後輩が自分にはない秀でた力を持っていれば、素直に教えてもらい、自分の成長も促進させる。

現在、3度目の育休を取っている。
育休明けの職場復帰初日は、何度経験しても緊張するものだ。きちんと子どもたちを時間内に送り届けられるか、余裕を持って電車に乗れるか、職場の方への挨拶はどのタイミングに何を言うべきか、保育園のお迎えまでに業務はきちんとこなせるかなど、とてつもないプレッシャーがかかる1日だ。
人事部門の社員として、また、子育て中の社員として、職場復帰初日の社員に、ご復帰を待っていましたとメッセージを送っている。また、復帰時は書類の提出も多くあるため、不明点はいつでもご連絡くださいと伝える。少しでも緊張が和らいで、役に立てればと思っている。

評価には関わらない内容もあるが、「早く復帰してほしい」という言葉を頂いて、私のやってきたことは間違っていなかったと思える。

相手のことを想った行動を意識しているのは、新入社員時代からずっと支えてきてくださった私のメンターでありОJTで昨年度ご退職された先輩、今の上司、後輩が助けてくれたからこそ醸成された。

この「仕事のポリシー」を醸成させてくださった人事部門のメンバー・社員に感謝したい。

#仕事のポリシー

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