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自分に合った働き方@公立中学校


経済的安定を確保するため、2020年10月に
日本語教師からから公立中学校に戻った。(産休代替で2022年3月までの契約)

給料は正規だった頃と同じだけもらえる。
なんとボーナスも出る。

給料は同じなのに仕事量はほぼ半分。

副担任で、部活も副顧問。
行事等の重役を任されることもない。

大好きな授業だけやってればいいから、
ほぼ趣味でお金をもらえてるというわけだ。

ただ、
昨年度はゆるゆる文化部というのもあり、
やりたくないのに運動部を持ってる先生への
申し訳なさみたいなものがあった。

担任持たないことに対する寂しさもあった。

担任こそ中学教師の醍醐味!!
担任しないなら中学でやる意味ない!
くらいに思っていたので…

月日が経ち、今年度の人事を決める3月、
いろいろ希望を言えるあの面談があった。
(私はいつもガンガン希望を言う派)

部活は、陸部の先生がキツそうだったので
少しでもサポートできればと思い希望。

でも担任は断った。
(自分でもびっくりした。)


というのも、
教員1年目のときぶりに副担任になって

担任のときより

学年の生徒全員をフラットに見れる

ってことに気づいたからだ。


2年目から6年目までずっと担任だったから
知らず知らずのうちに、自分のクラスの子を
ひいき目で見てたというか、
異常な愛情をかけてたというか、、、

囲い込み的なあれがすごかった気がする。
(あれって何やw)

今勤めてる学校は子育て世代が多くて、
子育てしながら担任持ってる先生たちは
自分の子どもと生徒両方に愛を注いでて
いいかんじでバランスとれてるんだけど、
私はそうじゃなかったな…と感じた。

全神経をクラスに集中させてたんだなと。

たぶん私は今後も子育てしないだろうから、
担任を持つたびに過度に愛してしまうと思う。

そしてこれも今まで気づかなかったんだけど
担任はすごくエネルギーが要る。

実際今は
そのエネルギーを全て英語の授業に注げてる。

担任を持つ楽しさよりも、
授業準備に時間を割ける楽しさが上回った、
という感じ。

授業準備に時間を割くと、
授業中の生徒の食いつきが違う。

何人もの生徒対応に追われている時より
時間にも自分自身の心にも余裕があるから、
笑顔でいることが増えた。

先生が笑顔でいると生徒も笑顔になる。

もう、いいことしかない!!


だから、
今後もしまた中学に戻ることがあっても
担任は希望しないと思う。

どうしてもと言われればやるけど。

もし担任をやることになったら、
部活は絶対にもたない。


それが私に合った働き方。

というか、「許容範囲」。

正規の先生は全体的にキャパオーバー気味だ。

常にどこも人手不足だから、
強く希望を言わないor言えない先生に
どんどん負担がのしかかる。

いつかこの問題を解決したいと思う今日この頃。

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