【御朱印4】御朱印で地域おこし〜僕の地元を紹介します〜
お久しぶりです。
家庭の都合で3日ほど帰省しておりました。
大阪在住の筆者です。
突然ですが、筆者が生まれ育ったこの街の地名、読めますか?→【勿来】
読めた方はいわき市出身、あるいは歴史や古典のような類が好きな方かと思われます。
福島県いわき市の南端にあり、茨城県はすぐそこ。東北だけど、あんまり東北っぽくない温暖な気候。帰属意識はどちらかというと北関東。そのような街、いわき市の勿来地区で筆者は生まれ育ちました。
いわき市に関しては、震災以降かなりメディアでの露出もあり、ご存知の方も多いでしょう。いわき市は一言で表現するなら『産業と観光の街』とでも表現しましょうか。観光と工業、漁業が盛んな街です。商業に関してはちょいと弱いかもですね。
映画好きの方ならば、『フラガール』といえばピンとくるでしょう。
音楽好き(hiphop)の方ならば、『小名浜』といえばピンとくるでしょう。
理系の方ならば、最近話題になった『勿来火力発電所』といえばピンとくるでしょう。
旅行loverならば、『いわき湯本温泉』『スパリゾートハワイアンズ』といえばピンとくるでしょう。
寒冷なイメージのある東北地方において、比較的温暖な気候から【東北のハワイ】と呼ばれることもあります。あ、先程の問いの答えですが、答えは【なこそ】と読みます。知ってないとなかなか読めないですよね。『勿来(なこそ)火力発電所』です。
こうして並べてみたら結構自慢出来る場所はありますね。
すみません、御朱印からかなり話がそれましたが、もうちょいお話させてください。
いわき市は元々は日本一広い市として有名でした。平成の大合併により、次々に抜かれて、今現在は何位かは分かりません(確か1位は岐阜県高山市?)。それでも広いことには変わらず、それぞれの街に特色があります。元は城下町で中心街の平。日本有数の勢いのある港町小名浜。ハワイアンズに代表される温泉街湯本。火力発電所や呉羽化学など、企業城下町の勿来。森林地帯の田人や川前。中山間地域の遠野、三和。いわき市と一口に行っても、街ごとに特色があります。山間部と平野部ではカルチャーもそれぞれ違ったりします。悪くいえば、市としての一体感はそんなにないかもしれませんね。
さて、そんないわき市ですが、『歴史』や『寺社巡り』といった観点からはそれほど見どころがある地域ではないかもしれません。
小名浜には住吉神社があったり、内郷には国宝・白水阿弥陀堂があったりしますが、全国的に有名なものは一つもないでしょう。強いて言えば、小野小町や紀貫之が詠んだ『勿来の関』ぐらいでしょうか。
そんな勿来町にある國魂神社。有名ではありませんが、子供の頃から筆者が慣れ親しんだ場所です。風鈴祭りがここ数年、いわき市内では話題になっております。
懐かしさを感じながら境内を歩きました。昔と比べてそこまでの変化はありませんでしたが、流行りの映えスポットとして写真を撮る方がたくさんいましたね。
そして。お決まりの御朱印。500円を払うと、、
なんと。プラスチック製での御朱印が。そしておまけでビックリマンシールのオマージュ品のおまけが。
こんな特典も御朱印もはじめてで驚きましたね。今は直書きやってないということで少し残念に思いましたが、これはこれで面白いサービスですよね。さらにSNSにも力を入れているということで地方ならではのよさも感じました。
少なくとも、京都ではこのようなプラスチック製の御朱印も、ビックリマンシールのような特典が付いていたこともありませんでした。後で調べてみたら、お隣の茨城県でもこのような特典はあるみたいです。
地方の神社にも御朱印を通じて、地域おこしのようなものとでも表現しましょうか(ちょっと大袈裟か)。京都や奈良の有名どころだけではなくて、地方にも見どころのある寺社はたくさんあるのかもしれません。今回は大当たりです。読者の皆様が住んでいる地域にも、実はこのように御朱印に力を入れている寺社仏閣はあるかもしれませんね。ぜひ探してみてください。
読んでくれた方々にご加護がありますように。
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