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ゲロを手でうける愛

人のゲロを手で受けられるか。他者への愛を試されるシーンの中で、強度高めで、できれば勘弁願いたいシリーズ。なんで吐くまで呑むのかいまだに全く気持ちがわからない飲み会嫌いの自分も、過去何度か、ああこの人は普段相当抑圧されてて、思わず今日バーっと開き過ぎたんだなあとか思うと、慈愛の気持ちで介抱したコトはなくはない。流石に手で受けたコトはないけど。まあ自分も、先輩に潰されて何度かしていただいたこと、あるけど。

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息子氏を起点にした、おそらくロタウィルスのご家族ご一緒にウィークだった今週。まず最初に、唐突な息子氏の嘔吐×3発で開幕し、真っ白なゲリゲリの連打、ぐったりなテンションと、全てがかわいそうだけど薬が効くような病気でもないので、体が打ち勝つのを待つのみというしんどい前半戦でした。後半戦は、親たちが次々とやられたわけですが、自分は水のようなゲリゲリがずっと続くのと、何しろ倦怠感がひどくて、体もあちこち痛くて、加えて割と長い時間寝ていたせいか肩の付け根が床ずれみたいになって、それが地味に辛かった。肩幅が広いということがこういう裏目になるとは、あまりこれまで経験したことがなかったので、老後寝たきりにならないように運動習慣つけなきゃ…とか、ダウン時特有の飛躍した考えを朦朧としながら、これまたしのぶしかない後半戦。今はようやく、全員打破しかけまできたかなという、壮絶な1週間を振り返る朝までこれた感じです。

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息子氏のゲロは、手で受けられた。ガーゼが間に合ったので、一枚間に挟んで、ではありましたが。愛とはそういうことかも知れないと思いつつ、「それどころじゃない!」と後回しにしたベビーカーについた臭いの取れなさと後々向き合うのもまた愛ということにして踏ん張った親たちでした。ハイター使っていいものとダメなものは、ちゃんと調べましょう。

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