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どうやって、予想外を組み込むか。

パフューム ある人殺しの物語】では、究極の香水の調合のために、人を殺して材料にしてましたが。(どーでもいいけど、この主演のベン・ウィショーって、ダニエル007のQだったんですね。記事書いてて初めてつながったわ。)

実際、世界の香水界では昨今、いい香りの元となりうる物質への探求は、ある程度出尽くしたのではないかと言われているそうで。そこで今、調香師たちが追求していることは、『いかにいい香りの元同士を混ぜ合わせるか』ではなく、『いかにいい香りの中に、絶妙に悪臭のもとを混ぜ合わせて、未知なるカ香りをつくるか』に移っていて、未知の悪臭の元の探求合戦になっているそうです。

既存の価値軸の中での改善・追求や、そのものさしに則ったうえでの競合争いの行く末がもう見えちゃったなあ、ってか、新しい価値のものさしそのものの創造はないなあって時に、どうやって考え方変えるかっていうことを最近よく考えますけど、なるほど考えさせるなあと思った小話のメモ。

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