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文化的資本list 5月の巻 ~時代の切り取り方について~

「文化的資本」遊びの5月。自分がその1か月で見聞き体験した「文化的なモノコト」をリストにして、点数(CP=カルチャーポイント)を可視化していくというもので、その月の自分の文化度を振り返るクセづけをすることでインプットを楽しく充実させて、しかもほかの人とシェアラブルにしていくっていう試みです。


5月のヨシダの文化的資本list


過去映画をGWに見まくった貯金が利いて、何とか100点越えしたものの、GW以降はなんだかだらだらしてしまい、インプットがあんまりなかったような。ただ、はじめましての人とたくさん会ったので、そっちに体力を使ったということにしておきましょう。で、特筆すべきはビルボード東京の「野宮真貴、ヴァカンス渋谷系を歌う。」ですね。久々にライブハウスでプロミュージシャンのライブを聞けたわけで、その日の午前中に代々木公園でしこたまお酒を飲んでふらふらしながら、ぼんやり聞くにはぴったりな選曲だったわけですが。野宮真貴の選曲とMCが、ほんと、ある時代を切り取ってそのまま持ってきたような、なんというか、時代の地層みたいなものが見えるようなそれで、なかなかできることじゃないなと思ったわけです。その時代のあるジャンルの「真ん中」にいた人にしかできない芸って、確かにあるんだなと。圧巻だったのは、中盤にあった「CMソングコーナー」で、短いものだと5秒ほどのCMのサウンドジングルを次々と繰り出してこられたわけです。「なつーのげんきなごあいさつー」とか「あーたまばっかりでもかーらだばっかりでもだめよね!」とか。20代の人はわかんないと思いますが笑、僕がおそらく、4~5歳くらいの、ずっとテレビっ子やってたころにテレビから流れていたCMソング、実は結構野宮さんが歌い手さんでした、っていう、おじさま垂涎のコーナーだったんですが、改めて、CMって、もっとも生生しく「今っぽいもの」を志向してその時代時代で作られてきて、その即物的で、刹那的故に、そのときの「今っぽさ」を含みまくったその存在感を、野宮真貴さんの魔女的な年齢不詳佇まいも相まって、時代の地層が地滑りしてそこに存在している感覚を、酔っぱらってふらふらしながら聞いた気持ちのいい五月の午後だったわけです。

ほかに印象深かったのは、
・割と映画館に行けた5月。
 「ガーディアン・オブ・ギャラクシー:リミックス」最高。
 「3月のライオン:後編」詰め込みまくりだけど、何とか整いました。
 「カフェソサエティ」ひねりなしのウディアレン。個人的には好感。
・「アスリート展」これもあまりひねってなくて、楽しかった。空いてた。
・「仕事はうかつに始めるな」キーボードは膝上で打つべし!
・「サ道」サウナーへの門が開けた気がする。共感ポイントおおし。

CPは115p。先月の205pから半減しましたが、先月はほとんどマンガだったからなあ。ポイントは下がったけど、3回映画館に行けたのは、頑張れたな。本をあまり読めてないのは、仕事で脳が疲弊して、移動時間に活字を脳に入れる気にどうもなれなかったためでして、それでも楽しく読める本を探そうと思います。サピエンス全史はしんどすぎた笑

そんな5月でした。
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