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食の違背実験

2月1日で今の会社も5年目に突入して、だからってわけじゃないのですが、ジュースクレンズ5Daysを実施している今週。おそらく人生でこんなに固形物の食事をとっていないのは赤子のとき以来であろう、新鮮な気持ちです。

なんでそんなことを…とか、信じられない…とか言われるのですが、ダイエットとかそういうことではなく、違背実験なんですねこれ多分笑 失って初めて分かることがある、というか。そういう意味では「食べる」という行為を絶ったときに気づいたいろいろとしては、

いかに世の中の情報が「食べ物」であふれているか分かる。CMを見ていても、大半が「今の自分には関係ないこと」だし、TVも「食べ物」のことばかりだと気づく。
お店に入れない。ほとんどすべての場所貸しビジネスは、「食べ物に、場所代を転嫁して、それで回っている」。”コーヒーはいらないけど、PC作業をしたい”というときの場はものすごく少ない。それだけ、食べ物という価格転嫁対象が、普遍的で、誰にとってもそんなに困らない手法なのだということにも気づく。
暇になる。食べないと、ものすごく時間が浮く。でも、生活の構成要素の種類自体が減るので、時間は浮くかもしれないけど、その分、仕事をしようとかではなく、何か別の新しいことがしたくなる。人間は生活を「時間の量」だけでなく、「構成要素の種類の数」で充実しているかどうか感じている側面もあるのだなと思う。
家から出るゴミがものすごく減る。世の中の個人廃棄物はそのほとんどが飲み食いにまつわるものなんだなと痛感する。家庭菜園とか、自給自足は運送プロセスを省くことによる省ゴミにものすごく寄与するんだなということを改めて見える形で実感。


とかとか。
違背実験恐るべし。というのと、やっぱり、自分の身をもってやってみることによる気づきの多さ。僕は自分のプロフェッショナリズムは「気づく」ってことに置きたいなと思っているので、いい気づきが多くて、よい5日間でした。

あー、明日何を食べよう…っていうのが楽しみなのと、それはそれで新しい気づき体験になりそうだなっていう、こういうこと書くと変態扱いされますよねっていうメモ。

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