今の自分に出来ること

文章を書くのが楽しい。

自分の考えを形にする感覚、文字数が増えていく快感、それらをまとめると結局楽しいに行き着く。noteにエッセイを投稿し続けて2週間が経つ。ここまで来ると、文章を書くという行為が習慣化されて、「文章を書きたい」という欲が出てくる。

文章にするのはあくまで自分の経験だ。そこに自分の考えや感情を交えていく。他人に対して書いてしまうと、いけ好かない人みたくなってしまう可能性がある。

「エッセイはとにかく書きまくること」だと筋肉少女帯の大槻ケンヂさんが著書で言っていた。大槻さんのように、バンドもやるし小説も書く、テレビにも出るしエッセイも書く、何でもやる「サブカルな人」になるための指南書なのだが、仕事を退職することになった今読み返してみると、なかなかためになるというか、そういった生き方もありかなと考えてしまうのである。

統合失調症で精神障害を持つ私は、出来ないことが多い。人より体力が無かったり、他人がどうしようもなく怖かったりする。大槻さんも「出来ない」ことを武器にしてきたとその本で語っている。

企業に就職して、普通の安定した生活を望んでいたが、そういったことも今の自分には出来ないかもしれない。ただ、それを文章にするのは出来る。これをどうにかして仕事に出来たらどれだけ良いだろうか。

今の自分に出来ることは、とにかく毎日書き続けることだ。無駄な努力に終わるかもしれないが、それは決して無意味ではないと思いたい。

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