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努力体力②

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

【20代前半 女性 外資系会社勤務2年目】

中途入社で入ってきた新人トレーニング担当になった相談者の彼女。

タロットはどうやら相談者の「教え方の問題」よりも、
中途入社の彼女のそもそもの実力が噛み合っていない事を指摘します。

相談者の彼女曰く
(英語で)メール返信をしなくてはならない時に、
「口頭」で伝えた時のエピソード。
「こう言う言い回しでメールを書いて送ってください」

「私そんな文章控えられません」とはっきり断られたそうです。
そう言う意思表示は海外的。

だからと言って、自分の仕事の手を止めて彼女の控えられる速度で伝えるなら
自分でメールを作成した方が早い。

私たちが、日本語でブラインドタッチまでいかないにしても、
それなりの速度でパソコンに打ち込みますが、それを英語で打ち込めない、
と言うことのようです。

Mahouも完璧にブラインドタッチは出来ずに、妙な変換になるにしても
とりあえずは頑張って打ち込む、もしくはメモに書き写し、後から清書(解読)
しますが、中途入社の彼女は、どちらもせずに「お手上げポーズ」を
するそうです。

ここに、相談者の彼女より、中途入社の方の方が年齢が上という妙な条件も
絡み合ってきます。

タロットは、冷静に答えました。
『彼女のスキルが足りないのは致し方がないこと。
しかし、努力をしようとしないその態度に、あなたの心が掻き乱されている』

!!!!
「そうです、その通りです。」相談者の彼女の目がキラリと光ります。

彼女は自分の評価も気にしつつ、何よりもどうにかして教えてあげたいという自分の思いに、中途採用の彼女がどうにも答えてくれないことに、不満と不安を感じていたのです。

相談者の彼女も饒舌になってきます。
「英語が出来ないのであれば、自分なりに学習するしかないのに、
中途採用の彼女は、復習も出来ていない。どれがどうしてなのかわからない」

そう、小さい頃からずっとみてきた相談者の彼女は、すごく努力家で
どんなことも決して手を抜かないような性格でした。

先に話題にも出た、この会社に入社した後にやってくる社内の試験では
生理が止まってしまうほどの、仕事終わりからの猛勉強。

それなのに、結果が出るまで
「落ちていたらどうしよう、クビになってしまうかもしれない」と
メンタルのアップダウンが激しかった姿を覚えています。

結果は、ダントツ1位の点数。
私たち(?)母親と乳母Mahouは、
『あんなに試験後暴れていたのに、合格ならまだしも最高得点て?』と
逆ギレするくらいの結果です。

高校も大学も、試験は絶対手を抜きませんでした。
だからこそ、新入社員でこの部署に配属され、わずか2年でトレーニング担当になったのです。

そんな彼女だからこそ、努力をしない人が「理解できない」。
相談者の彼女にタロットとMahouはこんな話をしました。

続きます。

タロットMahou

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