「頑張る」と「無理をしない」

わたしは、人混みが苦手だ。
東京で生まれ育ってきたから、満員電車もいつか慣れるだろうと思っていた。

でも、大人になってから、無理してまで苦手な環境にいなくていいとわかった。

「頑張るけど無理はしない」
私がいつも心に決めているキャッチフレーズ。
努力をして自分が成長できることだったら、積極的に努力をすべきだと思う。
だけど、自分の中のこころの健康を損なってまで、やることか?
本当にそれは、自分のためになることか?
いつも問いかけている。

電車や人混みの例でいうと、
私は満員電車を避けるために、朝定時ぴったりに通わなくていい仕事を選んだ。
都心に住むため、高い家賃を払える仕事をみつけた。
それを実現させるために、必死で勉強して汎用性のある資格を取った。
自分が成長できて、それでストレスのある生活から解放されるなら、そんな幸せなことはないと思っている。

「怠ける」のと「無理をしない」の境目もいつも考える。
人間、つらい状況になるとついだらけてしまう。
いつも自分に厳しくしてもそれはそれでストレスが溜まる。

つらい状況にじっと耐えて、努力できる事は全部して、好機が訪れるのを待つ、という考え方もある。
私はそれが苦手だけど、そのおかげで後であの時耐えてよかった、と思った出来事もある。
転職や、趣味で良いパートナーに巡り合えたことなんかがそうだった。

いまつらい状況にいて、何か変えたい、と思う人の一助になれば。

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