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あさき まほろ
2019年7月10日 23:39
とろとろと そして ぼたぼたと 垂れた雫を受け止めてあげたい、と そこに紫陽花(アジサイ)。こちらに手を伸ばす無数の萼(ガク)に掬われて涙はそっと玉になって、ころころと滑り込む。ゆく先は しずかな繭につつまれて じっと馴染むそこは、まるで 隠れ家のようだ。受け止めるたび、ふるえる萼(ガク)たちふふふ、と笑った気がした。”不”安ー”不”遇ー”不”平等 いろとりどりの”不