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映画のこと

映画「かもめ食堂」の中の人々の距離感がいいなあと思います。

あわただしく、暑苦しくもある私の日常からは、だいぶ離れている世界だから、惹かれるのかもしれません。

北欧の食器って独特のおしゃれな感じ。

なぜ気づいてなかったのか驚きます。

今まで何を観ていたんだか。

ということで、作ったのがこれです。


一番好きな映画(邦画)は?といつも答えているのが

「きょうのできごと a day on the planet」

間違って録画を消してしまって、今はできてませんが

ブックカバーを作りながら、嘘みたいに繰り返し再生していました。

原作の魅力(柴崎友香さん)も強く、人の描かれ方が優しくて

生きていることの喜びみたいなものを感じられる、

しかも、ユーモアがあふれてて、そこが好きです。



そして、洋画は・・

「真珠の耳飾りの少女」。コリンファースが好き!


こちらは、カバンの中に入れて使う、本専用のインナーバッグ。

フェルメールの住んだ町、デルフトのタイルを4枚刺繍しました。

(SOLD OUTありがとうございました)


初めてフェルメールの絵を観た日。

何を観たのか、とにかく

光が差し込む窓辺で、誰かが何かの労働をしている絵です。

その絵の前で、不覚にも、私は泣いてしまったのでした。

一筋の光は、神様のまなざしと思えたのです。

どんなに小さく暗い部屋の隅っこにでも光がさすように

神様は見ていてくださる、ということを直感的に感じたのを覚えています。

そのころ、叱られるかなにかして,つらかったんですかね。

おかしな幼かった私。

その後、画家にとって光こそがテーマであったと知識を得たのでした。


フェルメールを題材に想像を膨らませて作られた映画

「真珠の耳飾りの少女」は

ながら見などできる映画ではなくて、

上品な官能に満ちた、それはそれは魅力的な映画です。


最後に、映画館で何度も観た映画といえば

「実りゆく」

アップリケを使っての結構な力作ができました。