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食べることは生きること

至福の時間

毎晩寝る前に、「今日良かったこと3つ教えて〜」と娘たちに問いかけます。
1日の終わりに、嫌だったことより、良かったことを思い出し、明日を楽しみに眠りについて欲しいからです。

そうすると大抵、「朝ごはんの○○が美味しかった」「給食の○○が美味しかった」「おやつが美味しかった」と食べ物のことで埋め尽くされます。
プラスαで「学校で〇〇して楽しかった」「〇〇ちゃんと遊べて楽しかった」など、他のことが入ってきて、3つで収まりません。
そして、おしゃべりが止まらなくなります。。

多くの人にとって、美味しいものを食べるということは、心を満たすことにつながりやすいと思います。

食事の在り方

特に長女は、食事中「美味しいね!」を連発し、幸せー!!という表情でニマニマしながら食べます。
「足先がピクピクする」や「ハーブの香りが体にスーッと入ってくる」など、独特な表現をして伝えてくれます。

そんな娘たちがときどき、「学校の給食食べきれずに残した」と言っています。
私が子供の頃、給食の時間が足りないと感じたことはなかったのだけど…
聞くと、食べる時間が15分間(小学校は20〜25)しかないから、急いでも食べきれないことがあるそう。
どうしてそんなに短いのかな?とずっと疑問に感じています。
授業時間やいろんな兼ね合いなのか?
早食いを勧めているのか?
娘が「美味しいね、と言って食べる人がいないことに最近気づいた」「みんな5分くらいで食べてる」と言っているのを聞いて、本当にそれでいいの?という気持ちが強くなってきました。

日々追われるように働いている人の中にも、おにぎり片手に仕事をしたり、何を食べたのか記憶に残らないくらい、食べ物をとりあえず体に放り込んだ、というような食べ方をされている方もいらっしゃると思います。
そうせざるを得ない環境にいらっしゃる方も多いと思うので、理想を語って、否定したいのでは決してないです。

けれど、子供のうちから食べ物に対する向き合い方を学び、習慣にしていくことが、より良い生き方につながっていくのではないか?とアーユルヴェーダを学んでから、その思いが強くなりました。

食べ物を栄養に変える

体に良いとされるものを体内に取り込めば、それがそのまま栄養になるのでしょうか?

私はずっとそう思っていました。

アーユルヴェーダでは
『何を食べるかより、どのように食べるか』
が大切と言われています。

そのことについて、また次回考えてみようと思います。

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