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「sprout!」は、信州・長野県の東、「東信」でサステナブルな活動をしている人たちのインタビューを通して、ローカルなアクションからグローバルに地球環境を考えたり、その人の活動の…
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[sprout_note 目次]

「sprout!」は、八燿堂の所在地である長野県東部=東信ローカル発の、ポッドキャストをメインとした複合メディア型プロジェクトです。このnoteに記載されている記事の目次です ①「sprout!」について全体のコンセプト、目指すこと、活動領域などをご案内しています。 ②ポッドキャストspotify、Apple Podcast、stand.fmで配信中。新エピソードは新月と満月の日に公開しています。以下からどうぞ! ③[note限定コンテンツ]ポッドキャスト・テキスト版ポ

#12 白井康平さん/テンパーニュ(佐久市・東京都品川区)、白井真弓さん(佐久市)

素材にこだわったハード系のパンで地元・東信だけでなく全国にファンの多い「テンパーニュ」の白井康平さんと私が初めて知り合ったのは、確か長野県佐久市でパーマカルチャーを実践するニック・シコルスキさんの講座だったと記憶してます。その農場ではついついアホな話ばかりに興じてしまって真面目な会話をする機会がなかったのですが……(苦笑)、念願叶ってパンやパンづくりに至るストーリーを聞く機会を得られました。 インタビューは2023年にパートナーの真弓さんと旅行したラダックのこと、旅、アウト

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[NAGANO COFFEE TRIP 1杯目]愛しき昭和の味

珈琲は1日1杯のみと決めている。さもなくば胃がもたれるからだ(悲しき年齢の性よ…)。ゆえに今日一日、どの珈琲を飲むかは命運を左右すると言ってもよい。今回訪れたのはこの店。第一回目をこの店から始められることは無上の喜びである 花星珈琲店長野県佐久市の岩村田という地域は、古くは中山道の宿場町として栄えた。長野県の東=東信地方の繁華街としては小諸と競い合ったという話も聞く。川を挟んだ東側、鼻顔(はなづら)稲荷神社の付近には遊郭もあったという。その名残か、周囲には寝具店や洋品店があ

[interview]#11 武藤千春さん/農ライフアンバサダー・ASAMAYA(小諸市)

大変失礼ながら、世事に疎い私が武藤千春さんのことを知ったのは、「『野菜のサブスク』を小諸で始めた人」という情報が発端で、まさかテレビの向こう側=エンターテイメントの世界で活躍されていた人だったとは知りませんでした(すいません……)。「都会育ちで華やかな生活を送っている武藤さんが、なぜ長野の田舎に移住して畑を?」という点は、ほかのメディアの記事を検索いただくとして、sprout!では、マルシェの企画やポッドキャストなどなど、小諸でさまざまな活動を行う武藤さんにとって、農や小諸と

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[interview]#10 佐々琢哉さん(高知県四万十町)※特別編

佐々琢哉さんのことをどう紹介したらいいか迷いますが……20代から旅を志し、バックパックで大陸横断したのち、レインボーギャザリングやホースキャラバン(ともに後述)に参加するなど60か国以上をめぐったあと、30代で高知の四万十に移住。現在は自給自足を試行しながら、瞑想したり、音楽を演奏したり、絵を描いたりする生活を送っている……と、とりあえず言っておきます。 要するにそれだけでは伝えきれないということで、人によっては華やかにも見える部分の奥に、内面の葛藤や心と行動との精査がある

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[interview]#9 蓮沼執太さん/音楽家・アーティスト(東京都目黒区)※特別編

音楽家・アーティストの蓮沼執太さんとは、実は10年以上の付き合いで、これまで何度となくインタビューする機会に恵まれました。その間に私は長野県の小海町という地方に移住、蓮沼さんは東京をベースに活動していましたが、2022年、蓮沼さんが小海町に来るという驚きの知らせが舞い込みます。久々に再会した本人から「小海には何度か来ることになる」と聞き、せっかくなのでその滞在記を八燿堂が刊行する『mahora』第6号に綴ってもらうことにし、さらに「sprout!」にも登場いただくことに。さて

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[interview]#8 上原寿香さん/camino natural Lab(山梨県北杜市)※特別編

camino natural Labの上原寿香さんは、山梨県北杜市で耕作放棄地を100年続く森にする「Rewildingの森」という活動をしています。私がその森を初めて訪れたのは2023年の春。森の3種の野草から植物香水を仕立ててもらったのですが、この体験が衝撃で……。詳しくはテキストを見ていただくとして、その感動から、八燿堂が刊行する『mahora』第6号への寄稿を依頼したばかりか、sprout!のインタビューにも出ていただくことになりました。森をつくるとは、どういう行為な

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[interview]#7 塚原諒さん/mikko(佐久穂町)

長野県・佐久穂町にある「mikko」は、南佐久で唯一のドーナツカフェ。ふわふわ系のドーナツは雑誌でも紹介されるほどの人気で、住宅地という立地かつ小さな店舗にもかかわらずファンが多く、地域のハブのひとつとして町に溶け込んでいます。そしてお店の店主である塚原諒さんは、「イエナプラン教育」で全国的に知られる大日向小学校・大日向中学校に関わっている一面も。お話によると、ドーナツ、学校、地域、という3つの要素が相乗的につながっている、ということが見えて来るのですが、果たして……? 編

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[interview]#6 井出ゆかりさん/四季の味 やまなか(小海町)

山奥の集落にあるのに、全国からひっきりなしにお客さんが訪れる超人気店がある……という噂で持ちきりなのが、懐石料理店「四季の味 やまなか」。看板の懐石料理はもちろんですが、筆者が驚愕したのは、〆の近くに登場する漬物です。寒冷地の食文化と聞いて真っ先に連想するように、長野県は野沢菜漬けをはじめさまざな漬物で全国的に知られていますが、この店の漬物たるや……。詳しくは以下、店主・井出ゆかりさんのインタビュー記事をご覧いただきつつ、周辺の食文化や、気候変動との関係についても、発見のある

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[interview]#5 宇南山加子さん/SyuRo代表・SAMNICON(御代田町)

「所有しない時代」になったとはいえ、まだまだモノがあふれる世の中。そんななかで宇南山加子さんのデザインは、モノ自体よりも「間の空気」を重視していると言います。森と自然に包まれた暮らしを選んで長野県北佐久郡御代田町に移住し、2023年に自宅横にギャラリー「SAMNICON」を始めた宇南山さん。お話に登場する円や縁、循環やつながりといったキーワードは、これからの暮らしのデザインに向けた、大きなヒントになります。 編集・取材・構成=岡澤浩太郎/八燿堂 写真=栗田脩、SyuRo(*

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[interview]#4 中村圭佑さん・中村玲子さん/Nobara Homestead Brewery(青木村)

長野県上田市の隣、青木村という小さな村で、「麦酒」をつくっている人たちがいる、と人づてに聞いたのは数年前。縁あって出会い、飲むことのできたそれは、とても清々しく、健康的で、しっかりとした味のあるお酒でした。その醸造所、Nobara Homestead Breweryが掲げる、里山との循環、人との循環とは何か。中村圭佑さん、中村玲子さんのご夫婦にインタビューしました。 編集・取材・構成=岡澤浩太郎/八燿堂 写真提供=Nobara Homestead Brewery(*)、渡部

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[interview]#3 柳澤真理さん/Maru Cafe(佐久市)

古くから食文化が豊かな東信でも、「Maru Cafe」ほど食材を「商品」ではなく「人と自然のご縁の賜物」ととらえるお店はないでしょう。店主・柳澤真理さんが学生時代に発案し、2014年にオープン、いまや店のある通りや地域の界隈、さらには佐久市外・長野県外にまで「つながり」を広め、深めようとしているMaru Cafeの、現在と原点、そして今後について、真理さんにインタビューしました。 編集・取材・構成=岡澤浩太郎/八燿堂 写真提供(*)=Maru Cafe ※インタビューのダ

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[interview]#2 直井恵さん/うえだ子どもシネマクラブ(上田市)

築100年以上、昭和初期から街の映画館となり、現在はいわゆる単館系の映画を上映している上田映劇で、2020年から「うえだ子どもシネマクラブ」が始まりました。休館日の劇場を不登校などの子どもたちに開放し、映画を通した学びの機会と自宅や学校以外の居場所を提供する、ユニークなプロジェクトです。その発起人、直井恵さんにインタビューしました。 編集・取材・構成=岡澤浩太郎/八燿堂 写真提供(*)=うえだ子どもシネマクラブ ※インタビューのダイジェスト+αはポッドキャストで公開してい

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[interview]#1 井出天行さん/AMANA COFFEE(北相木村)

「AMANA COFFEE」の井出天行(あまな)さんは、長野県の北相木村の出身。無農薬栽培を中心とするコーヒー豆を、焙煎の機械を使わず手作業で焙煎しています。現在は固定したお店を持っていませんが、その味と、思いと、なによりも人柄が魅力となって、イベントに出店すれば人だかりができるほど人気を集めています。コーヒーとともに伝えたい思いとは何か、インタビューしました。 編集・取材・構成=岡澤浩太郎/八燿堂 写真提供 (*)=AMANA COFFEE ※インタビューのダイジェスト

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