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何をどう食べるかの選択

世の中は誘惑でいっぱいだ。
クリスマス、お正月休みを終えて改めて思った。
スーパーや街に出たら、あらゆる食べ物が並んでいる。
街を歩けば美味しそうなレストランやカフェの工夫を凝らしたメニューの看板が目に映る。
食べ物が豊かで手に入りやすいことは本当に有難く、恵まれたことだけれど、
これだけ全方向に誘惑が広がっていたら、現実的に自分の体調に合わせて食べることが修行みたいだ。美味しいものを食べる瞬間はすごく幸せだけれど、その後からだの中でどんな風に吸収されるかをスケルトンで見ることができたら、何を食べるかにもっと意識的になれるかもしれない。

私自身も不規則な生活を続け、体調を若くして崩したことがきっかけで、2013年頃から漢方養生を学び、生活の中に取り入れながらカメの様にゆっくり進んできた。最近は漢方の基本的な食養生も無料で情報を得られる様になったけれど、本当に自分にあった食材や食べ方を見つけるためには本人の実践とその後の身体
の観察を積み重ねる、自分のからだへの思いやりを持ち続けているかが大切だと私は思っている。

学びを参考にしながら、その中でも自分にはこの食材と相性がいい、これは自分には合わなかったという経験を繰り返す。
具体的には毎日ノートに何を食べたか、排便はあるか、行った運動、大まかな体調や女性であれば月経の量や様子を記録しておくと、これを食べると翌日お腹がスッキリして調子がいい日が多いとか、逆にこれを食べると必ず便秘やコロコロ便になるなど、だんだんと自分のからだに合った食材や食べ方が分かってくる。

経験を経て知った自分オリジナルの養生は実はからだだけでなく精神状態や外見の美しさにも恩恵が出てくることも多くの人に知ってもらいたい。
自分に合った髪型やメイクを研究するのと同じ様に、自分に合った食事やからだの特徴を知っていることはこれからを幸せに生きていくことに繋がると思っている。

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