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冒険小説を書いてたあの頃の私をもう一度

そういえば、10歳の頃の私は冒険小説を書いていました。

当時、たしか小学生以下を対象とした小説コンテストがあり、その冒険小説はコンテストに応募するために書いたものでした。

応募のきっかけは、大賞を受賞した12歳の女の子が、私の好きな作家さんと対談している記事を見かけたことでした。
当時の私の好きな作家さんとは、あさのあつこさんです。
あさのあつこさんの代表作である『バッテリー』や『No.6』を何周も読んでは、世界観に浸って、「巧かっこいい!!!」(『バッテリー』の主人公です)などと一人で騒いでいました笑
そのあさのあつこさんと対談できるのがとても羨ましくて、私も大賞を受賞できたら対談できるのかなと安直に考え、応募を決めたという経緯です。

実際にできた小説は、初めて書いたものだったということもあり、なかなかにひどい出来栄えでした。
登場人物を最初の段階でうまく設定できていなかったため、キャラがぶれたり、途中で予想以上に登場人物が追加されたりなど、手に負えない状況になってしまいました。
しまいには収拾がつかなくなり、何とか適当に書き終えた原稿用紙の束を押し入れの段ボールの中に突っ込みました。

もちろん、コンテストには応募できませんでした。
あわよくば小説家になれるかもしれないという幼い私のあわい夢は、無残に消え去りました。



それから実に15年以上経って、私は再び小説を書きたくなりました。
今回のきっかけも、とあるコンテストに応募するためです。

そう、皆さんご存知の「note創作大賞」です。

当初はエッセイ部門に応募してみようと思っていたのですが、恋愛小説やお仕事小説部門にも少し興味が惹かれました。
何かあらすじレベルでも思いついたら書いてみてもよいかなと思って、あらすじをいくつかふんわりと考えてみたところ、案外思い浮かんだものがありました。
そこで、良い機会なので挑戦を決めました。

といっても、私がnoteを始めた時点ですでに「note創作大賞」の募集は始まっており、情報弱者の私がそのコンテストの存在を知ったのは先月だったので、準備期間はかなり短いです。
幸い、私は現在無職で平日日中は時間があるので、この頃は小説の準備に時間を割いています。

今回書いているのはお仕事小説で、そちらは来月に投稿予定です(詳細はまだ秘密)。
その小説のほかにもあらすじを思いついたものがあるので、せっかくなのでここで投稿してみます。
「note創作大賞」への応募が終わったら、マイペースに書いてみようと思っているものです。

キーワード

婚活、アラサー、バリキャリ、転生

あらすじ

転生したら超高学歴アラサー芋女だった―――戦乱の絶えない中世末期。貧しい家庭に生まれ家族の世話を一手に担う少女チエは、反体制派の企みにより反乱の首謀者に担ぎ出される。反乱は失敗に終わり、処刑されることになったチエは、死ぬ間際にこう願った。来世こそは誰かのためでなく自分のために生きたいと。気づけば現代に転生。東大を卒業し某省で働く明日香は、多忙の中婚活に励むも失敗続き。心身ともにボロボロになったそんなある日、突然前世の記憶を思い出した。今世こそ自分のために幸せな人生を生きると決心したことで、これまでの婚活は他人に振り回されっぱなしだったことにようやく気づく。婚活市場で迷走する超高学歴芋女は、果たして幸せを手に入れることができるのか。

書きたいこと

東大女子ないし東大出身女性の彼氏作り事情がとても厳しいということは、もしかするとこの頃知られてきているかもしれません。
例えば、他大学男子から敬遠される、もしくは謎マウントを取られるなどするため、結局は大学内でしか付き合えない説が囁かれています。
こういった特殊事情を抱えた東大出身女性の婚活の状況、そして私が現代の婚活に対して(シビアに)思うことを書きたいと思っています。
(あとは、ネットでファンタジー系の恋愛小説を読むのが好きなので、転生ものも書いてみたかったです。)

その他にもいくつかふんわり思いつくものがあるので、あらすじだけでも固まれば今後投稿したいと思います!

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