受け入れないことには、動き出せない
いま小学校4年生で特別支援学級に通う次男しんちゃんのことを、以前はアメブロで書いていました。
当時は私はカラーサロンをやっていて、カラーのブログでみんなを元気にしたくて、明るい話ばかりを書いていました。
でも心の中は、3歳の次男がしゃべらない・成長が遅いことに焦りと不安でいっぱいでした。
当時のアメブロには、
書いたけど公開できなかった記事がたくさんあります。
これから、当時書いていたことを、このnoteにアップしていきます。
ここから↓
2014年2月20日(次男3歳)
このことを、自分のブログで書くには、正直迷いました。
でもきっと、同じように悩んでいる方も多いかと思って、個人のFacebookではなく、あえてこちらのブログで書かせてください。
次男は、12月で3歳になりました。
でも、まだ単語が少し出る程度です。
2歳半に初めて療育センターにお話をしに行き、先日やっと医師の診察を受けることができました。
今回のことで、何をお伝えしたいかというと、『受け入れることの大変さと大切さ』と、『今の療育の現状』です。
今日は、『受け入れること』について書きますね。
1歳半検診で発語がないことで指摘がありました。
2歳になったころ、保健師さんから『その後どうですか?』と電話がありました。
2歳半、保育園の保育士さんより療育センターへの相談を勧められ、ソーシャルワーカーさんと面談をしました。
2歳10ヵ月、療育センターで発達専門医の受診予約をしました。
3歳、近所の発達相談室へ通うことを決めました。
先日、3歳2ヵ月で発達専門医による受診を受けました。
結果がどうのではなく、
私自身が、次男が他の子より明らかに遅いということを、受け入れるのにかなり時間がかかったということです。
言葉はなくとも、彼との意思疎通はできていたから、きっと大丈夫、いつか話すだろう、と思っていました。
2歳半で、最初に療育センターを訪れたとき、医師の診察は予約してから4ヶ月~半年待つので予約を勧められましたが、その時はしませんでした。
何か診断されるのが怖かったのと、受け入れる準備ができていなかったのです。
2歳10ヵ月の時に、『やっぱり診てもらうべきかも』と思ったのは、3歳を目前に単語さえ出てこないことに、さすがに不安を持ったからです。
そして、3歳になっても、やはり発語のない次男。
時間がかかったけど、私はここでやっと『受け入れる』ことができたのです。
そこから、やっと動き出せました。
『できることをやってあげなければ』と。
遅いですよね。
受け入れないことには、動き出せないのです。
でも、受け入れることは、とても難しい事です。私は半年かかったということです。
↑ここまで
いま思うこと
2020年1月のいま、この文章をみて思うのは、
当時は「受け入れた」というより
「腹をくくった」のほうが近いかもしれません。
「この子のお母さんとして、責任を果たさないと」という感じです。
自分がなんとかしないとって、すごくがんばり始めたころです。
「そのままのこの子を、ただ愛せばいいんだ」と思えるようになったのは、このもう少し後のことだったと思います。