罪な似顔絵

小学生の頃、
#女の子のイラスト  を
かわいらしく描ける女の子に
憧れていた。

アラフォーになり
再びその気持ちに火がついた。

#miroom という
#習い事 アプリのおかげで
いつでもどこでも
好きな#絵本作家　さんや
#イラストレーター さんの
動画教材を視聴しながら
その憧れを
少しずつ手繰り寄せる。

この時間が好きだ。

中学時代のクラスメイトに
絵がとても上手な子がいた。

それはそれは
本当に上手で。

マンガっぽくも描けるし
風景なんかもお得意で。

さらさら〜 っと
イラストを描く子だった。


その子が描く
私のイラストが
もう、めちゃくちゃ上手で！！

その子の手で描かれた私の顔が

大嫌いだった。

わたしって
こんななんだー



って、
日々ガッカリしていた。

それはそれはもう
残念なくらい似てるから
思わず
「うまいね。さすが」
みたいなことを
言う　あの頃の私。

「そんな絵か描かないで！」

って、
言えばよかったのかな？


早めに
そう言えばよかったよね。

何回もあんな顔みたくない。

でも、
その子はその子で
忠実に描いて、
自分の腕前を
見せたかったんだ。


上手でしょ。



何も言えないでしょ。



って。



実際　下手ではない。

メチャウマ。

私にとっては残念だけど、
描写はお上手。見事だ。

ああ、そうそう
私ってこんな感じなんだね。
と、妙に納得。


特徴を捉えるのが
ほんとうに　ウマイ。


だから
結局　「うまいね」と
言うしかなく。

ついでに
「ありがとう」とか言ってたな。

あの頃は
#内なる声  に
自分で背を向けてたな。


今なら　笑って言えるのにな。



「嘘でもいいから
　かわいく　かいて。笑」って。

ふとよみがえった
思い出話に
ひとり花咲く
夜な夜なお絵描き。

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#いじめ #グレーゾーン