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小説家から学んだわ。本音と建前のベストバランス🗝

唐突だが社会人は本音と建前、その狭間で
バランスを取り生きている。
その比率は人によって違うが、100%本音では成り立たないのは確か。

高い本音度で向き合える仕事なら
小説家しか思いつかない。

例えば、小説「不良上等」(そんな本はありませんが)の中の登場人物に「法律家が加担するのはまずいが、俺は賭けマージャンなんてなんとも思わないぜ。」と作家自身の本音を投影し語らせたとしても、フィクションなので、特に問題はない。

小説家とは社会から独立した存在なのだろうか?

答えは多分こうだ。
社会と繋がることも、超越することもできるエキスパート職。

例えば…元医師の大作家。実際の医療現場をテーマに社会派小説を上梓。社会的責任からニュース番組に出演しコメント。
その一方で、いわゆる不適切な種類のラブストーリーを発表しベストセラーに。実体験を元にした内容であっても週刊誌等のバッシングはない。この先生は社会的有識者としても、社会の枠を凌駕した才人としても認知されているという事になる。

だが安易に羨ましがるのは軽率だ。完全なる自由にはとてつもない不安と負荷がついてくる。才能を担保に筆一本の孤独な仕事。書けなくなったら、そこでおしまい。後は荒野だ。それ故女性編集者を道連れに心中した大作家もいるくらい。

小説家でもない限り、本音70%建前30%くらいの配分が、健全で程よいバランスなのかもしれないなどと思った。
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#日常の哲学 #エッセイ #エッセイストになりたい #考える時間

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