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女性関係お咎めゼロのハイスペック職業

恋多き画家 竹久夢二の絵葉書。
モデルはその時お付き合いしていた方だろう。画家や小説家などの恋愛遍歴に世間は寛容だ。その他の職種はどうか。社会は極めて不寛容。失脚の原因となることもある。
この差はなにか?

職業的必然性によるものではないかと思う。

法律家には六法全書が水泳選手にはプールが、公認会計士には貸借対照表が、歌手にはボイストレーニングが、欠かせない。同じように美人画や小説の大家に、恋の相手は必要だ。モデルに心が動かなければ、画に情感が乗らないし、川端康成先生は想う人に逢うために「雪国」を訪ねた実経験を元に執筆。週刊誌にバッシングされるどころか、ノーベル賞を受賞。賞賛と尊敬を集めた。職を全うする上で必要なことに、社会は寛容なのだろう。

#エッセイ #大正浪漫 #竹久夢二 #川端康成
#小説家 #画家 #不寛容の本質

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