キュートでセクシーであるがままでいたい
自分の髪を気に入っている。
細くて茶色くてスルスルと指を通っていく私の髪の毛。
小さいころ、母が毎日きれいに梳かしてくれた。
おまじないのように毎日違う結び方をした。
これは私の髪の毛。
細くて茶色くて、きらきらと光る私の髪の毛。
色んな色にした。
短くしたし、パーマもかけた。
キラキラしたものが好き。
ラメを見るとわくわくする。
レースも好き。
たくさんの布を使ったスカートも。
全ては私のあるがままの姿である。
好きなものを身に着けて、
最高の自分になる。
台風みたいになりたい。
ダイナマイトみたいになりたい。
もっと大きく、周りをめちゃくちゃにして巻き込みたい。
その人がその人らしくなるための、
起爆剤になりたい。
わたしがとびっきりかわいくなるのも、
とびっきり刺激的な格好をするのも、
私の解放のためだ。
くだらない、下種な、第三者に
私の隅っこにある1ミリだってあげたくない。
わたしの服装は、わたしの髪は、わたしのものである。
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