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子育てが辛かった私が今保育の仕事をしている理由(その7)

前回の記事が、4秒遅れで連続投稿にならず、ショック…で、昨晩は、そのまま寝てしまいました。
そうは言っても、作家になりたい、という気持ちはあるわけで。
作家になるのだから、まずは書き続けることです。
ということで、気を取り直して、今日からまた、連続投稿はじめます、と。


前回は、保育の実習中に感情があふれてしまったことを書きました。

実習は、うまくいったことばかりではありません。
子どもの服を全部着替えさせる際に、私が上の服、下の服を全部脱がせると、職員さんから、
「子どもの尊厳を考えてね。服を全部取り換えるにしても、できるだけ、上の服だけ、下の服だけ脱がせるようにして、全部脱がせた状態ができるだけ少なくなるように。」
と注意を受けたり、食事の介助の際には、子どもが何度も口を開けて、
「あ」、「あ」、
と口の中を指さしていたのに、歯に食べ物が挟まってしまったからだと気づけなかったり。

出来たことも、できなかったことも、様々なことの一つ一つが、学びになりました。

そして、保育の仕事をすることに自信はないながらも、これからもっと保育に関わってみたい、こんな私にも、いえ、こんな私だからこそ、少しは貢献できることがあるはず、と思ったのです。

子育てが辛かった私だからこそ、子育て中のお母さんの辛さがわかるかもしれない。
働きながら子育てをするお母さんの大変さがわかるからこそ、お母さんに寄り添いやすいかもしれない。
離婚やシングルマザーを経験した私だからこそ、夫婦の危機に瀕しているお母さんの力になれるかもしれない。

そして、私自身も、保育の仕事をすることで、子育て中にはあまりできなかった、子どもと関わることの楽しさを味わって、お預かりしている子どもを沢山愛して、当時の心の傷を癒していきたい、と思いました。

そして現在、私は保育の仕事を続けています。
まさか、自分が保育の仕事をすることになるとは、夢にも思っていませんでした。

日々、保育の仕事をしながら、

どうしてあんなに、子育てが辛かったのだろう?
どうしたら、過去の私のような人は、子育てがもっとラクに、楽しくなるだろう?

と思っています。

保育の仕事をしていく中で、そのコタエを少しずつでも、見つけていけたら、と思っています。

おしまい

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