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ブックカバーを作りました

昨日、ブックカバーを作ったので、作り方を紹介することにしました。

完成したブックカバー(裏表紙が上になっています)

私は紙の本を持ち歩いて読むことが多いのですが、カバンに入れて持って歩く際に、他の荷物とぶつかってしまい、本が傷んでくることがあるので、元々のブックカバーと帯を外しています。けれども、そうすると今度は本の本体の表紙にスレ傷がついてくるので、困っていました。

本を書店で購入すると、書店の名前の入った紙でブックカバーをつけてくれるのですが、アマゾンで購入するとそれがなく、自分でつくってみることに。

このブックカバーは、縫い目が表に出ない作り方なので、縫い目が多少、ガタガタでも、しっかり縫えば、大丈夫です。
私は手縫いで作っています。

それでは、作り方です。
まず、布を用意します。
私が使った布は、切った端がほつれない加工済の端切れです。

購入した布(表側)


購入した布(裏側)

次に、布をカットし、縫って、裏返すだけです。

ブックカバーが出来上がった時の表の面が見えるように布を台の上に置き右端を5センチほど、おります。
布の縦の幅は、本の表紙を布の右端の折ったところに入れて、本の上下2センチくらいのところでカットします。
布の横幅は、本の表紙を布の右端の折ったところに入れて、ブックカバー完成時をイメージしながら布を本に巻き付けて、本の裏表紙の裏側の半分程度の幅になるように実測して、カットします。
裏表紙側の布おさえとして、布の縦と同じ長さ、幅は1センチ程度に布を切り出します。

このブックカバーの場合は、
ブックカバー本体用の布が縦約24センチ、横約44センチ
布おさえ用の布が縦約24センチ、横約1センチ
です。

縫う場所は、右端の折ったところの上下と、布おさえの上下だけです。
布おさえは、私は左端の方にしてしまいしたが、もっと右寄りの方が良いです。推奨位置は、このサイズだと、布の左端から15センチ程度になるかなと思います。
(布おさえが写真の位置でも使えない事はないので私はそのままにして使っています)

ブックカバーの表の面を上に置き、右端を折っています

縫いあがったら縫い目のところで裏返すと、下の写真のようになります。
この布は、右端に柄がないので、右端は白く見えています。

ブックカバーの裏面が見えている状態

これで完成です。アイロンをかけると、ぴしっとします。
このカバーを本に付けた写真が以下のようになります。

表紙の裏側
裏表紙の裏側。布おさえの位置が悪いので見えない

市販品のブックカバーは、こんなに布をぜいたくに使っていないかわりに、
縫い目がブックカバーの表面に出ているものがほとんどでした。

このやり方だと、ブッキーな私でもまぁ何とか、公衆の面前でも使えるレベルで作ることができたので、ご参考になると良いかなと思っています。

もう一度、注意点ですが、
私が使った布は、切った端がほつれない加工済の端切れです。

他の布だと、切った端がほつれないように、布の端を折り込んでミシンをかけるなどの処理が必要になってしまうので、ちょっと大変になります。(裁縫が得意な方にとってはどうってことないかもしれませんが)

説明がわかりにくかったら、ごめんなさい。

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