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海外で働き始めて気が付いた考え方の変化

今日のタイトルは
「海外で働き始めて気が付いた考え方の変化」

大きな変化のひとつは医療職者である前にひとりの「ひと」であること。

家族もあるし
仕事以外でやりたいこともあるし
病気にもなるし



日本で働いていた時は仕事に飲み込まれるようにしながら日々生活していた気がする。


その頃を知っているパートナーには「嗚咽しなくなったよね。」と言われた。

当時まだまだ新人看護師(いまもだけど)であった私は緊張と寝不足とさまざまなものから出勤前は吐き気を覚えることがほとんどだった。

勤務時間前出勤。
オーバータイムは当たり前。
休日出勤。
夜勤明けからのミーティング参加。
部署トレーニングのプランや実行。
委員会。

こういったものが普段の勤務に加えてふりかかってくる。


ハワイで働き始めてから早く出勤したら早く来すぎると言われ。
オーバータイムしていると早く帰れと言われ。
委員会などはなく、ミーティングがある時は勤務時間内で。
休みの日だったら「オフだから。」と断ることができる。
トレーニングは教育部署の仕事であってベッドサイドナースの仕事ではない。


これが当たり前ではない場所を知っているから、ハワイでの働き方には本当に感謝している。

当時はそういった働き方しか知らなかったし、みんながそうしていたからそれが当たり前だと思っていた。


みんな頑張ってるから、私も頑張らないと!


でもそうではない。


違う世界がもっともっともっとある。


以前こんなダイレクトメッセージをもらった。


「看護師をしていましたが働き方に耐えられなくて辞めました。でも看護師がしたいので日本以外の場所で看護師をすることも視野に入れています。」


彼女が好きな看護という仕事をのびのびできる場所に、世界のどこかで出会えていたらいいな。


No Rain, No Rainbow.


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