「双極性障害」×「働く(ワーク)」のトーク会 双極ワーク 2020年3月(通算20回) 実施報告
双極ワークの2020年第2回(通算20回目)を3月21日(土)に実施しました。
以下、スタッフのシラユキがレポートします。
●チェックイン
集会を自粛せざるを得ない中、急遽オンラインで開催することなりました。今回は5名の方に参加いただきました。
まずは通常の双極ワークの進行と同じく、主催者の自己紹介とスタッフの挨拶があり、続いて皆さんに自己紹介と今の気分を伝えてもらいました。(+5が躁、-5が大うつで気分の上下5段階評価)
±0...1名
-1...1名
-2...2名
-3...1名
+の方が0で全体的にやや下がり気味でした。
オンラインは会場に来る負担がない分、体調が下がっていても参加しやすいというメリットはあるかも知れません。
さて、会の始めに「なぜ参加しようと思ったか?」という質問にお答えいただきました。以下、ご意見を紹介します。
・同病の方と接する機会がない。参加することで仲間になれたり、皆さんのお話が参考になるから
・松浦さんのツイッターをフォローして双極ワークを知ったから
・同病の方が周りにいない。理解されない中、闘病アカウントの存在を知り双極ワークを見つけた。理解を深めたい
・以前からツイッターで双極ワークを知り、いつか参加したいと思っていたから
・何度か参加しているので
●双極ワーク
続いて本編のテーマトークを行いました。
オンラインでやりとりする様子
「双極性障害×働く」に関するトークの話題は以下の通りです。
・少し長く体調が悪い時、立て直すために出来ることを教えて欲しい
・双極に適した仕事について教えて欲しい。オープンにするかどうかも悩んでいる
・フルタイムで働く体力がない。アルバイト、派遣、契約社員、働く時間、日数を雇用形態で調整出来ればと思っている。皆さんはどうされているか
・適した仕事に出会えた方がいれば教えて欲しい
・職場の人にどのくらい自分の体調を理解してもらってるか
皆さんそれぞれ悩みは違っても、深くうなずきながら他の方に共感していらっしゃいました。
●チェックアウト
本編終了後に皆さんから次のような感想をいただきました。
・答えは簡単に出ない。それぞれ共通していること、困っていることがあり、すぐに解決しないが、いろんな人と話せたことを取り入れていきたい
・初めて参加して自分の意見しか話せなかったけれど、同じ症状の方に出会えて自分ばかり悩んでいるんじゃないと気づけてよかった。向き合うのは大変だけど一人じゃないと思えた。
・オンラインは初めて。現在仕事をしていないがリモートワークを体験できた気がして嬉しかった。画面でも表情が読み取れた。強い共感を得られる機会だった
・初参加でした。双極はうつと全然違って、なかなか知り合う機会がない。通じるもの、仲間意識があり、共感できた。次はオフラインで参加したい。
・参加することが楽しい
本編終了後、自由交流の時間を設けました。面と向かって話すのとは違った雰囲気なので探り探りでしたが、改善点なども見つかったので皆さんからのご意見を今後に生かしたいと思います。
●ご感想
参加していただいた方々のご感想をTwitterから引用して掲載します。
●次回の#双極ワークについて
次回は4月25日のオンライン開催となります。(参加募集は終了)
また、5月以降の開催については現在未定です。決まり次第、松浦のTwitterやPeatixのページなどで告知します。
今回はオンラインという試みに手応えを感じました。今後の開催が見えにくい状況ではありますが、双極ワークに関する発信をチェックしていただければ嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。