マガジンのカバー画像

全18回/双極性障害の勤めびと。たどり着いた自分らしい働き方

21
双極性障害を発症した大学4年から、うつ・躁うつ等の方々を支援する職について7年目までの14年間を記した自分史。
運営しているクリエイター

#2007年

双極性障害の勤めびと。たどり着いた自分らしい働き方 第5回(24歳:夢に見た独立と出版、そして挫折)

親友にも家族にも話したことないこと。 2007年、25歳になるこの1年間の詳細は、ずっと隠してきました。人に話すと軽蔑をされる、恥ずかしい経歴だと思ってきたから。 今回、noteをはじめるにあたって、14年間を振り返ること以外に目的があったとすれば、この2007年の出来事を自分で消化し、開示し、整理をつけること。 そして、次につなげることだと思っています。 〜24歳(2007年)〜その出会いは、私の行動がきっかけでした。 昔から私は、サプライズが好きでした。人の想像を超え

双極性障害の勤めびと。たどり着いた自分らしい働き方 第6回(25歳:都落ち、うつで実家に引きこもる)

〜25歳(2007年10月)〜 「会社を辞めるからには、今度名古屋に帰ってくる時は独立が間違ってなかったと証明して戻りたい。」 そんな想いを持ち、名古屋を出たのが同年2月。 8ヶ月が経ち、起業を諦めるという結果で戻ることになり、「友達や前職の人に合わせる顔がない」という考えが第一にありました。 そのため、実家にいることは誰にも連絡をしませんでした。 出来るだけ、人目に触れないように外出は夜中。 午前はひたすら寝て、NHK朝ドラの昼再放送がはじまる時に起きる。午後も何