【かるく本紹介】すりへらない心の作り方
こんにちは。Fumiです。
毎日暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は本紹介として、「すりへらない心の作り方」(保坂隆著、だいわ文庫、2022年)を紹介します。
この本は主に人付き合いで「疲れたな」と思った時読むといいかもしれません。
私はこの本を読んで、
ストレスは自分の置かれている環境によるものと思い込んでましたが、
自分の考え方次第でストレスを減らすことができると知りました。
今回はこの本の中で伝えたいポイントを1つ紹介していきたいと思います!
「認知バイアス」が思考を歪めてしまう
皆さんは思い込みによって何か失敗したことはあるでしょうか。
「勝手な決めつけをしていたせいで人間関係が悪くなった」、
「甘い考えをしていたせいで失敗につながった」etc
ちなみに私は後者が多いです笑
こういった思い込みによって非合理的な判断をしてしまうことを
「認知バイアス」といいます。
特に認知バイアスは人間関係に大きく影響してきます。
この本では、特に注意したい認知バイアスを3点紹介しています。
以下がその3点になります。
「内集団バイアス」;自分が所属している集団に対しては肯定的な評価を与えやすい心理傾向。
「透明性誤差」;周囲の人が自分の考えを理解してくれているという思い込みのこと。「わかってくれていると思っていたのに!」という言葉がでた際、その人は透明性誤差に囚われていることになる。
「計画誤差」;計画を立てるときに甘い予測をしてしまう心理傾向。
(『すりへらない心のつくり方』、保坂隆著に基づく)
これらの認知バイアスは誰でも経験することなので、
当てはまったからといって気にする必要はありません笑
これらの認知のクセがあると自身でわかればすぐに改善することができます!
もしこういった思考が出てきたら、一度俯瞰的に考えてこれらの思考に陥っていないかを思い出してください。
特に勝手な決めつけは人間関係を最速で悪くします。
もし関係を維持したいのであれば、相手の個性を尊重して画一的な見方をしないことが大切です。
具体的には、「〜と聞いたことがあるのですが、本当ですか?」
と問いかけるようにすると角が立たずに相手のことを知ることができる
と保坂氏は説いています。
ほとんどのストレスの原因は人間関係によるものとされています。
この本は特に人間関係にアプローチして、自分自身の心をすり減らさない
方法を人の思考のクセとともに紹介しています。
気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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