優しい人=面白くない人?

今回は以前投稿した自己肯定感についての話をもう少し
掘り下げたお話です。

以前の自己肯定感についての投稿はこちら

前の投稿でも書いたように、色んな方から僕のことを
「優しい人」と褒めてくださる方は多い。
それはありがたいことであり、僕も誇りに思っている。

しかしこの言葉に自分が100%納得している訳ではない。

時に優し過ぎると言われることもあるのだ。
僕自身は人に過剰な優しさを出してるつもりは無い。
自分のものさしで見れば、自分の中では普通のことである。
しかしその行動が、人から見れば過剰に優しさに見えることが
あるらしい。

そんな振る舞いが自分の中で当たり前になっているだけに、自分が
どこか魅力に欠ける人間になっていないかと思うようになった。

人はギャップにやられて魅力を感じることが多い。
いわゆる"ギャップ萌え"というやつだ。
極端な例で言うなら、ツンデレもその類だろう。

自分で自分を分析する限り、僕にはそのギャップ萌えの部分が
少ないのかもしれない。

ふと何年も前にやっていた番組のことを思い出した。
とあるアイドルグループが厳選した素材を使って、極上のラーメンを
作る企画があった。
その企画の中で監修に入っていたラーメン屋の店主が試作のラーメンスープを
味見した時にこんなことを言っていた。

このスープは確かに美味しい。でも綺麗過ぎる。
ラーメンには味に少し「クセ」が必要。
どれだけ良い素材を使ってても「クセ」がなければ、また食べたいと思わせる
ラーメンは作れない。

ラーメンに例えることが正解か分からないが、人も同じで少し「クセ」のある人が
関わっていて楽しいのかもしれない。

もしも僕がいきなりツンデレを演じたら、きっと不自然になるだろうしマイナスに
作用するだろう。
しかし人間は自分に無いものに憧れてしまうもので、少しばかりそんな振る舞いを
してみたいと思う願望はあるのだ。

しかし自分を完全に変えてしまうのは不可能に近い。
だから自分の「クセ」とやらを探す、または誰かに見つけてもらう方が圧倒的に
早そうだ。
それを前面に出すことで自分にとっての旨味になれば、もっと自信に繋がるかも
しれない。

完全に自分語りの投稿になってしまったが、今回はこの辺で。。。

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