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剣道部の思い出

先日、ちょっとひたキッカケから、高校生の頃のとある自分を思い出しました
ちょっと何が言いたいのかわからない内容ではありますが
忘れかけていて懐かしくなったので書きます
(わたしのnoteはほとんどが過去を振り返る話ですが)

高校生の頃、剣道部に所属していたわたし
週7で毎日剣道しておりました
高3の夏、わたしの剣道部は学校創立史上初めて県大会で優勝し、インターハイ出場を決めたのです
もちろんわたしは...インターハイには出ていませんwww
わたしは初心者の指導を担当したり、時にはレギュラー組の稽古相手になることもあったりと、俗に言う『プレイングマネージャー』だと巨人ファンの顧問よりそう指名され、プレイヤーをやりながらマネージャーも兼務していました
わたしにはそれぐらいがちょうどよかったです
レギュラー組のように顧問と地稽古なんかもう二度としたくありません
バッキバキにやられて竹刀を落とされアホみたいに面だの小手だの打ち込まれ、バチクソ情けなくなる自分が大嫌いでした(←頑張れよww)
なので、プレイングマネージャーという地位を与えられたがために厳しい稽古を丸々することなく、顧問が巨人ファンで本当によかったと思っています

そのとき、インターハイは九州某所での開催でした
試合に出るレギュラー組は飛行機で現地へ飛び、わたしたちレギュラーじゃない組は学校からチャーターしたマイクロバスで九州へ向かうことになりました
学校を出て深夜夜通し走るのです
高校生にとっては考えただけで楽しすぎるイベントでした
まだ人生で一度も九州に行ったことがなかったわたしはテンション爆上げで、バスの中でなんの音楽聴こうかなど遊ぶことばかり妄想していました

そして当日
マイクロバスは夕方に学校を出発し、みんな旅行気分で楽しく過ごしていましたが...
夜がふけ、だんだん痛くなる足とおケツ
眠いのに寝られない地獄の状態でした
夜中なので誰にメールを送っても返事が来ない
めちゃくちゃ廃人でした
そしてバスの中でなに聴こうとあんなに悩んだ音楽ですが、なぜか18歳のわたしはここでサザンのアルバム『世に万葉の花が咲くなり』を持ってくるという意味不明な激渋チョイス...
まわりの友人もしんどいところをなんとか寝ている中、1人わたしは頭が働かない状態でひたすらエロい歌詞を聴き続けていました

そしてインターハイ会場に着き
疲れすぎたせいか肝心な試合内容は全く覚えていません
とにかく3回戦ぐらいで負けたと思いますww
そんな中、友人3人が会場で財布をスラれるという泣きっ面に蜂のような光景の方がはるかに印象的でした
その日はビジネスホテルに1泊したのですが、シャンプーを忘れた後輩が石鹸で頭を洗って大惨事になったことは人生の教訓にしています

帰りももちろん、夜通しマイクロバス
コレが本当に地獄すぎたせいか、部分部分のどうでもいいことだけ覚えています
顧問が助手席で日本酒飲みながら寝ていたことぐらいでしょうか...
早朝に学校へ戻るとわたしの母親が迎えに来ており、はああああ帰ってきたと一安心...
家の布団で寝るということがどんなに幸せか...身に染みた18の夏なのでした

そして剣道は高校生で終わり
もう武道はやりたくないなと
大学では絶対フットサルやろう!
ゆるーく大学生活を送ろう!

そして大学生になり
フットサルやろうと意気込むも
合気道部のめっちゃかっこいい先輩に勧誘され
また4年間武道の道へあっさり戻るのでした(←ヨコシマ)

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