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batファイルをexe化する方法

batファイルをexeファイルにしたいと思ったことはないですか?

そんな時はWindows標準機能のIExpressを使用することでbatファイルをexeファイルにすることができます。

今回はbatファイルをexe化する一連の流れをご紹介します。

次のファイルをexe化してみます。
POPUPメッセージが表示されるだけのコードを用意しました。

a.bat
ーーーー中身ーーーー
echo msgbox "popup message" ,vbInformation, "title bar" > %TEMP%/msgboxtest.vbs & %TEMP%/msgboxtest.vbs
ーーーーーーーーーー

メモ帳に貼り付けてsjisで保存してください。
このファイルを使って説明していきます。



1.exe化させたいbatファイルの拡張子を『cmd』に変更する(a.cmd)


2.管理者モードのコマンドプロンプトまたはPowerShellターミナルから「C:\windows\system32\iexpress.exe」を実行します

3.『Create new SelfExtraction Directive file』を選択して次へ


4.『Extract files and run an installation command』を選択して次へ


5.作成するexeファイルのタイトルを入力します、とりあえずtestにします


6.『No prompt』を選択して次へ


7.『Do not display a license』を選択して次へ


8.『add』を選択し、圧縮させたいファイルを追加する。
  ここでは「a.cmd」


9.『Install Program』にexe化したいcmdファイルである「a.cmd」を入力して次へ。

10.作成するexe実行時のコマンドプロンプトの表示について選択する。『Hidden』を選択して次へ
 設定値の意味については順に下記のようになっている。
  Default(recommended):デフォルト
  Hidden:非表示
  Minimized:最小化
  Maximized:最大化

10.『No message』を選択して次へ


11.「Package Name and Options」の『Browse』を選択してexeファイルの保存先を入力して次へ。

12.「Configure restart」の『No restart』を選択して次へ


13.『Don’t Save』を選択して次へ

14.次へを選択


15.『Status:』画面にて『Done!』が表示されたら完了


生成したexeを実行すると

POPUPが出たら成功


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