見出し画像

しゅうかつシリーズ~「せめて、もう一回食べてから…美味過去記憶反芻対談」30〈忘れじのB級グルメ【白いご飯を語ろう③】~「なんであつあつの白いご飯じゃだめなの?」「熱すぎると味がわからなくならない?それに早く食べられないからさ」「まあ、握り寿司も寿司やじゃあつあつでは出ないよね」

模話1「白いご飯や米の料理をたたえようの続きね」

模話2「前回、小麦粉系の料理をおかずにしてご飯を食べることを日本人が発見したって話だったね」

模話1「お米の料理、例えば炒飯やチキンライス、炊き込みご飯みたいな味つきのものは今回はおいておきます」

模話2「あらゆるおかずを白いご飯と口中調味で口内どんぶりや口内おにぎらずおにぎりやおにぎらずお寿司的にあらゆるバリエーションをたのしむ日本人の発見、発明が〈白いご飯におかず〉というもんだってことね」

模話1「そのとおり。だから炒飯もおかずになるということなんだよね(笑)」

模話2「麺類を白いご飯で食べるってのはいまや全国で受け入れられてるよね。家系ラーメンでのライスは必需品だし、関西ではお好み焼きにごはんとかきつねうどんにかやくごはんとか違和感ないしね」

模話1「焼きそば定食もあるよ。大阪では目玉焼きのったソース焼きそばにライスってのがあった。すばらしい組み合わせだね」

模話2「もわくんの編プロ時代の弁当の定番はマルちゃんの3食入り焼きそば〈ソース、塩、醤油〉を具を何にもいれないかキャベツだけ入れたものとライスだったよね(笑)」

模話1「それに海苔に醤油かけて白米にのせてたかな?あと、食べるときに醤油を持っていって焼きそばにかけたりしてた」

模話2「なんで?」

模話1「昼になると麺がくっついてて、味も塩気がなくなっちゃうのよ。たぶん麺の中にソースとかの塩分が入り込んで表面の塩気が薄くなるからかも。醤油かけると固まった麺が少しほぐれる」

模話2「塩分高く高炭水化物食。ハイカボ食だね(笑)。よく糖尿病にならなかったね(笑)」

模話1「しかも時々太田やのコロッケを買いました」

模話2「低タンパク質にも程があるな」

模話1「ソース焼きそばと白いご飯の最高の食べ方は、やはりソース焼きそばは出来立てのヌルヌルしたときに限る。それを冷めた白いご飯か冷たい白いご飯にのっける。紅生姜やかつおぶし、海苔やすりゴマ、マヨネーズがあればなおよし。マヨネーズに醤油を少しってのが危険なくらい米がすすむ。半熟目玉焼きあれば失神するくらいうまい」

模話2「なんであつあつの白いご飯じゃだめなの?」

模話1「熱すぎると味がわからなくならない?それに早く食べられないからさ」

模話2「まあ、握り寿司も寿司やじゃあつあつでは出ないよね」

模話1「焼きそばはあつあつぬるぬるでそれをぬるめしにってバランスは、あつあつコロッケにぬるめしや冷たいコロッケにあつあつ白いご飯とかに通じるかも」

模話2「椎名誠先生のコロッケの話はあつあつ白いご飯と冷めたコロッケだったかな?」