慣れることを許す・・・

 入院していたおババが、本日戻って参りました。パチパチパチ!
おババの状態がこちらにうまく伝わらず、トイレにはひとりで行けるというガセ情報に振り回される現在です。(そして現実逃避中の私。)
立ち上がることもできずに、トイレどころの話ではござりませぬ。
 おババの状態にショックを受けたジジは怒鳴り始め、それをまともに浴びて怯えた子供は泣きじゃくり、さながら地獄の1丁目あたりの景色を見ているでしょうか、私。
大人のオムツって、赤ちゃんのオムツとは変え方が違うんですよねえ・・・。誰に聞けば教えてもらえるのだろう・・・、YouTube?

 そういえば、この1か月、ババがいなかったんだなあ、と改めて思いなおしました。初めの2週間は、確かに寂しかったし、可哀そうでならなかったので、たくさん手紙やら写真やらを届けましたが、私の体調問題も勃発してもなお、日常の仕事は減らずじまいで、いつしかババのことは後回しになってしまいました。
 うわっ、今日も電話してあげられなかった!と気が付くのは寝る前のお風呂の中、突然叫ぶ私に子供は、もうババはみんなの気持ちは分かってるから大丈夫!と慰めの言葉も手慣れたものです。
 
 人間は、楽な方には簡単に慣れてしまう、と自分を戒めておいたつもりが、やはり目の前におババ様を据え置くと、重たくのしかかります。
うーむ。

 地獄の2丁目まで進むと、私は誰にどのように助けを求めればよいかの判断回路を切断してしまいそうなので、早急に自分の回復を目指したいところですが、出来るかなあ・・・。
 私のお友達の皆さん、いつの日か、ひょっこり泊めて――!と訪ねたら何も言わずにドアを開けてください。

向こうで子供が呼んでいます・・・。行かねば。
尻切れトンボな文章。これからが気持ちが持ち上がる部分なのにー。
4/30
 

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