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Yukako
2021年10月7日 22:03
誰かに守ってほしいこの世界から呼吸すればする程苦しい世界から逃げ道なんてないから、だからこの雑音からただ両手で私の耳を塞いで
2021年9月30日 11:49
沢山の美しいものが頭上から降り注ぐ。私は両手を広げ、それが掌に触る感触を目を瞑って待っている。目を開けるとそこにあったものは、私の小さな骨だった。美しいものはこの砂漠の果てに砂となり流れてしまった。私は私の醜さにいつもの発作を起こし、目を覚ました。それでも確かに自分の骨の感触が微かに残っている。意外にも薄気味悪いとは思わなかった。ただ自分は、業火の火に焼かれ、肉は削げて
2021年9月24日 00:05
今日の夜は空が明るかった。月明かりが刺している夜道を1人で歩いていた。男は、馬鹿だな。と思った。最終列車で終点まで行こうとしていたというのに、乗り換えする駅で来た道を戻ったのだ。男は最近ゲームをする。繰り返ししていることなのに、男はいつも言葉にできない苦々しい気持ちになる。その訳が来た道を帰る車内で解った。終わりがないということ。クリアしてもまた次がある。何度クリア