2024福山市長選挙、雑感
どうも!まぐろんです!
今日は福山市長選挙の見どころを解説していきます!
候補者情報
枝広直幹(現職・現職)
まずは現職、自民、立民、公明、国民民主推薦の枝広氏(68)です。
この方は2016年福山市長選挙で当選後2020年は無投票と、
3期目を目指す候補です。
この方の政策は主に以下の通りです。
抜本的な浸水対策:
長期的な視野で浸水対策を実施し、安全な街づくりを推進。
・福山城築城400年事業の成功:
・歴史的な節目を祝うため、市の文化事業を成功させ、
地域の歴史と文化を強調。
JR福山駅周辺の活力再生:
“備後の玄関口”として、駅周辺の再開発と活性化を進め、地域の中心地としての機能を強化。
・地域のにぎわい拠点整備:
・各地に活気ある拠点を設置し、地域全体の活性化を図る。
・福山ネウボラの強化:
・子供と家庭への支援を強化し、「こどもまんなか社会」の実現を目指す。
・市立大学の情報工学部新設:
・地元に定着し地場産業を支える人材を育成するために、
市立大学に情報工学部を新設。
・若者から高齢者までが互いに助け合う街づくり:
・人口減少に対応し、すべての年齢層が支え合うコミュニティの構築を
推進。
・世界バラ会議福山大会の成功:
・来年開催される「世界バラ会議福山大会」を成功させ、地域の魅力を
国内外に発信。
宇田貴美(新人・元福山青年会議所理事長)
次は新人の宇田氏です。
この方は元福山青年会議所理事長の方です。
また、選挙に挑戦するのは今回が初になります。
この人物の政策は、福山市の発展と住民の福祉を重視したものであり、「ひとを育む」「ひとを豊かに元気に」「ひとを守る支える」という3本柱を中心に据えています。以下に、主な政策のポイントをまとめました。
1. 「ひとを育む」
教育と子育て支援:
福山市の子どもを市が責任を持って育てることを目指し、小中学校の給食費と高校までの教育費、高校までの医療費を無償化する。
2. 「ひとを豊かに元気に」
大型スポーツ施設の創設:
スポーツだけでなく音楽イベントや国際的な見本市を開催できる大型スポーツ施設を創設。
この施設は人の交流を促進し、関係人口を増やす役割を果たす。
災害時には市民の避難場所としても利用する。
地元企業発展と若者支援:
市内での就職と居住を条件に、大学生が借り入れた奨学金を市が弁済する制度を導入。
これにより企業は若く優秀な人材を確保でき、市の人口増加にも寄与。
若者は借金の負担がなくなり、将来に対する夢を持ちやすくする。
3. 「ひとを守る支える」
災害対策:
巨大地震など災害時に備え、大型スポーツ施設を避難場所として機能させることで市民の安全を守る。
これらの政策を通じて、この人物は「みんなが主役の市政」を実現し、福山市の景色を変えることを目指しています。
選挙の論点
この選挙戦では中心市街地の活性化や子育て支援策、
それに現職の2期8年の市政運営への評価などが論点となる見通しです。
過去の選挙結果&投票率
投票率
2008年:29.34%
2012年:22.38%
2016年:36.06% 枝広氏:73120票
村上氏:63884票
(この選挙では枝広氏が自民、公明、民進、連合広島の推薦を受けた)
予想&見どころ
直近3年の投票率の平均が約29%ということで有権者数が約37.7万人なので計算すると票数が109330票になります。
現職パワーと推薦政党の多さと地盤があるので
それなりに枝広氏が票を持っていきそうな気もしますが、
ただ、宇田氏は若い人への政策が充実しているのと多選批判票を
一定数集めそうなので前々回の選挙結果も踏まえると、
感覚ですが35%くらい票を集めると思います。
そうすると現職、枝広氏が約7.1万票、
新人、宇田氏が約3.83万票位になるかと思います。
8月11日、楽しみです。
今週はあと川南町、八千代町、今帰仁村の選挙を扱うのでお楽しみに!
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