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【実体験】4大税理士法人それぞれの特徴や違いを正直に紹介【元Big4税理士が紹介】


本noteでは、僕の実体験などを基に、4大税理士法人と呼ばれる「PwC税理士法人」「KPMG税理士法人」「EY税理士法人」「デロイトトーマツ税理士法人」それぞれの特徴や違いについて、働く人の目線から紹介していきます。
▼更新履歴
2020年3月15日:note公開
2020年5月4日  :GW限定値引き(~5/10 23:59まで)
2020年5月4日  :追記【項目②学歴について、項目③残業の多さについて】 
2020年10月4日 :追記【項目⑧:ビジネス上の強み】  
2020年10月16日 :購入特典を追記
2020年10月25日 :追記【項目⑨:プロジェクト系の部署の特徴】  
2020年11月19日 :追記【項目⑩:従業員数増加のカラクリ】


こんにちは、税理士のまぐす(@Mags_career)です。

このnoteでは、「税理士業界で働きたい」「税理士業界で働いているんだけど、転職に興味がある」という人向けに、4大税理士法人と呼ばれる「PwC税理士法人」「KPMG税理士法人」「EY税理士法人」「デロイトトーマツ税理士法人」それぞれの特徴や違いについて、働く人の目線で紹介していきます。

根拠を紹介しつつ、約13,000万文字にまとめました。

✓この記事の想定読者
・これから税理士業界に挑戦しようとしている人
・転職に興味がある税理士業界で働いている人
・4大税理士法人で働くことに興味がある人


▼この記事を書いている僕のキャリア

この記事を書いている僕は、4大税理士法人でマネージャーとして働いていました。

✓この記事の信頼性

元々、4大税理士法人でマネージャーとして働き、その後「コンサル」「5大総合商社」「大手金融」とキャリアを積んで、現在は会計税務やM&Aのコンサルタントとして、主に海外で生活しています。

4大税理士法人で働いていただけでなく、「5大総合商社」「大手金融」では、Global Tax Managerとして、“4大税理士法人を使う立場”にもいました。そのため、外から見た4大税理士法人それぞれの特徴もしっかりと把握しています。

さらに、税理士業界に10年以上いるので、現役で4大税理士法人で働く仲間たちも数多くいます。

詳しいキャリアについては、こちらのプロフィールで紹介しているので、よかったら併せてご覧ください。


そんな僕が、4大税理士法人と呼ばれる「PwC税理士法人」「KPMG税理士法人」「EY税理士法人」「デロイトトーマツ税理士法人」が、それぞれどこが違うのか、どんな風に違うのか、どんな人におすすめなのかを詳しく解説していきます。

4大税理士法人それぞれの特徴や違いを知ることで、これから税理士業界に挑戦しようとしている人や税理士試験受験生、転職に興味がある税理士業界で働いている人が、どの4大税理士法人が自分にあっているのかが分かるはずです。


▼金額について

金額は、以下のとおりです。

金額:980円 
4大税理士法人に詳しい先輩をランチに誘ったときの、ランチ代を想定しています。


正直なところ、無料で配布したい気持ちもあります。

ですが、実は無料で配布したときに色んな弊害があり、本来届けたい人たちに届かなくなってしまうという問題があったので、敢えて有料にすることにしました。

例えば、ブログのように無料で誰でも見れると、以下のような弊害があります。

・書きたいぶっちゃけ話が書けない
・根拠のない批判や荒らしがある
・4大税理士法人で働くことに興味ある人が知りたいコアな部分が書けない

そういった理由で、敢えて有料にさせて頂きました。

そのため、この記事はぜひ本気で「4大税理士法人で働くことに興味があるな」という人に読んで欲しいと思っています。

もちろん、僕や僕の周りの仲間たちの私見もあると思います。

ですが、実際に働いている内部の人の意見なので、大きく間違っているということはないはずです。

なお、「とはいっても、そもそも4大税理士法人ってよくわからないなぁ、、、」という人は、僕が運営するブログMags Style Selectionに詳しくまとめていますので、まずはこちらの記事「Big4?四大税理士法人とは?概要まとめ【2019年版】」をご覧ください。


▼4大税理士法人の情報は本当に少ない

実際、僕が就活をしているときからそうですが、4大税理士法人それぞれの特徴や違いって分かりにくくないですか?
就活セミナーや説明会にいっても、みんな同じようなことを言っていて、どれが一番自分に合っているのかわからなくないですか?

僕自身が実際にそうでした。

さらに、このnoteは、実際に僕が運営している「Mags Style Selection」に寄せられた読者さんからの問い合わせ・要望にお応えして、記事にすることにしました。

例えば、以下のようなお問い合わせがありました。

まぐす様
お忙しいところすみません。
この度、big4税理士法人の4法人から内定を頂き、どこの法人を選べば良いか悩んでおります。
大学院を卒業した後(—ご本人様のご経歴の説明—)、xx歳からの転職なのですが、将来的にはまぐす様のような経験を身に付けたく、
差し支えなければ、big4の中でもどちらの法人がオススメかご教示頂けないでしょうか?
お手数をおかけして恐縮ですが、宜しくお願い致します。

big4税理士法人への就活
○○と申します。
いつもサイトでの記事を拝見し勉強させております。
質問は題名の通りです。
現在、1社パートナー面接まで進みました。
自分はxx歳未経験。x年目に官報。5科目で、中身は会計2科目、消費税法、所得税法、法人税法です。
アルバイト経験あり。但し、会計事務所での経験はなし。
環境に甘えて、この年齢まで受験しておりました。
面接ではどのように望めばよいでしょうか。
不安で質問させて頂きました。よろしくお願いします。

※個人情報に繋がる箇所のみ、xxなどで隠しています。それ以外は原文ままです。

そのため、僕だけじゃなくみんな同じように「4大税理士法人の違いがよく分からないな」と考えていると思います。

そこで、このnoteでは特にお問い合わせの多かった以下の8つの項目に絞って、4大税理士法人それぞれの特徴や違いについて紹介していきます。

①:年収
②:学歴
③:残業の多さ
④:人間関係や雰囲気
⑤:働きやすさ
⑥:成長感・スキルの高さ
⑦:海外赴任のしやすさ
⑧:ビジネス上の強み
⑨:プロジェクト系の部署の特徴

▼購入特典

「○○税理士法人で実際に働いている人の話が聞いてみたい!」という人は、紹介できるかもなので、こちらからnoteのアカウント名でご連絡くださいね。


では、前置きは終わりにして、さっそく紹介していきます。


はじめに

このnoteは、僕が運営するブログの記事【実体験】4大税理士法人それぞれの特徴や違いの比較まとめ【元Big4税理士が紹介】をベースとして作っています。

というのも、説明するにあたって最低限知っておいてほしい情報などは、こちらのブログ記事に記載しているからです。

ただし、この記事はブログなので、繰り返しですが「ぶっちゃけ話」などはそれほど書けていません

そのため、このブログ記事をベースとしつつ、ぶっちゃけ話などをガシガシ加筆する形式で書いています。

もちろん、このnoteの方が情報量が圧倒的に多いので問題ありませんが、このnoteとの違いが知りたい人は、併せて読んでみてくださいね。

では、早速解説していきます。

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