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自分note

自分は今年28歳の芸能活動をやっているごく普通の男性であります。名前は馬越琢己(マゴシタクミ)と言いまして、あだ名で呼ばれる事がなかなか無いんですよね。
おそらく「マゴシ」という名字がかなり印象が強いからだと自分は推測してて、「え、タクミっていう名前だったんだ」と後から驚かれる事が多々あります。
”この名字は親戚しか居ない”とかの話題で二、三分は持つんですがそんな事はさておき。

21歳辺りから芸能活動していて、ずっと九州の福岡で活動していました。そして今年の5月辺りから東京に住み始めて色々なお仕事させてもらっているんですが、東京は人口が多いせいか面白い人が本当に多いですね。面白いというか、変というか。
いま自分の住んでいる場所は詳しく言えないので、福岡市中央区の地名で例えるなら「大名」ですかね。福岡県外でわからない方の為に一言付け加えるとすれば、一癖ある様な人が住む様な場所です。

駅の改札を出て、2メートル先くらいに立っているおじさんに「いま俺が通ろうとしてるだろうが!」と怒鳴られる事もしばしば。
あの、車幅2メートル伯爵はあの後改札を通る事ができたんだろうか。もしくは自分の通る道がレッドカーペットの様に見えていたのだろうか、など考察しながら家までトボトボ歩いていました。
しばらく歩いていると、50代くらいの男の人が汗ダラダラの状態で前から走ってくるではありませんか。その男性は結構血走った目をしていたと思います、自分の頭の中ではエヴァンゲリオンのヤシマ作戦のBGMが流れていました。使徒襲来のヤツです、そして人間驚くとやはり立ちすくんでしまうんですね、その場で何が起きてもいいように臨戦体制をとりました。
ここで映画とかドラマであれば「助けてください、追われているんです!」などのイベントが起きるんでしょうが、現実そんな事はありません。
その男性は自分の真横を、ただただ走り抜けて行きました。何もなかったなぁと思いつつふと前を見ると、小さい自転車を全速力で漕いでいる少年が叫んでいました。
「お父さん!そんなに走っちゃ危ないよ!追いつけないよ!」
お父さんだったんだあの男性。しかも普通、お父さんが子供にいうセリフじゃないかそれ。お父さんのランニングに付き合わされてたのか、それとも二人でどっちが早いか競争をするってなってお父さんがガチになったのか。

なんとも情報量の多い出来事が起きたのですが、何かの事件じゃなくて良かったと安堵しました。そしてその安堵した自分にまだまだ普通なんだな、と再確認そして安心しました。

よく都会に染まったとか、人が変わったとか上京した人に言ってる場面ってあるあるじゃないですか。あれの原因の一つって、変わった人が多いけどそれが普通って思ってしまっている事なのかなぁって。
まぁ変わる方向は置いといて、自分は人が変わる事は悪いことじゃないと思ってるんです、人間の進化の一部みたいなもんだと。

なんだか急にスケールのデカい話っぽくなりましたが、そもそもなぜ自分がnoteを始めたかと言うと過去の自分自身がどう思ってたか振り返る事ができるなって思いまして、あくまでも実験的なんですが馬越琢己が変にスレてブレることが無いようにしたいなって思いが始まりですね。
いい方向に進化できるようにと言う願いを込めて、本日の自分noteこれにて終了とさせてもらいます。



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