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その原稿や投稿、「自分ごと化」できますか?

私は、形や商品を変えながらも、長く「PR」というものに関わってきました。
その中でブレないたった一つのことがあることを確信しています。

それは「自分ごと化」です。
今回はそれをご紹介します。

「自分ごと化」とは

あなたが、何か商品を手に取って購入まで至る際に、なぜそれを買ったのかなんて、いちいち考えてはいませんよね。
ただ、「これは自分に必要だ」と思ったから買ったのでしょう。

自動販売機で例えば、コーラを買うとしたら

喉が渇いている
スカっとすっきりした飲み口のものがいい
甘いものがいい

こんな理由でしょうか。

おそらく、これのどれも満たしていなかったら、コーラは買いません。
ミネラルウォーターだった可能性もあるし、ブラックコーヒーだったかもしれません。
このとき、「今の自分にとってコーラが必要だ」と思ったからコーラを買ったのでしょう。

これが「自分ごと化」です。

ライティングやクリエイティブ作成における「自分ごと化」の方法

次に、ライティングやSNSのクリエイティブ作成において、どう「自分ごと化」を落とし込むか、私のやり方をご紹介します。

目的を明確にする

ライティングやクリエイティブ作成の際、それが投稿されて、それを見た人にどうなってほしいかを考えます。

例えばSEOライティングだと、特定のキーワードで検索した人にやってほしいことがあるはずです。アフィリリンクから商品を購入してほしい、だとか、メディアからの流入を増やして会社の存在を知ってほしい、などでしょうか。

Instagramのクリエイティブなら、自社商品の購入やアフィリエイトからの購入の他、認知拡大などもあるでしょう。

目的に合ったユーザーがどんな人かを考える

次に、こちらの目的どおりの行動を行ってくれる人はどんな人だろうと考えます。


この「どんな人」というのはペルソナ設計にも似ていますが、この人が当該キーワードや商品を検索する原因はなんだったのだろう、そして何を解決したいのだろうということを考えるということです。

自分ごと化へ

「何を解決したいのだろう」を端的に説明し「あ!自分のことだ!」「自分もやりたい!ほしい!」と思わせること、これが「自分ごと化」です。

ただ、人はどんどん時間に対する効率を求めています。
そのため、記事にしてもSNSにしても、かなり早い段階で「自分のことだ!」と思わせる技術が必要になっています。

SEO記事ならリード文、Instagramなら1枚目でしょうか。
(Instagramについては、アプローチの仕方が自分ごと化以外にもあります。)

まとめ


どんなPRも、「私のためにある」と思ってもらえないと、コンバージョンにはつながりません。

100人の人に「あ、いいね」と思ってもらえるか、99人の人に「いまいち」と思われてもたった1人に確実に買ってもらえるか(もしくはフォローしてもらえるか)、あなたならどちらを選びますか?

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