TATTOOの話 ②TATTOOを知る TATTOOを入れているアイドルAキラ君
こんばんは。
日曜日の夜ってどうしてこんなに絶望的なんですかね笑
仕事は好きだから明日からまた仕事なのは全然いいんですけどね。
本日の一曲はこちら
久石譲/Hana-bi Soundtrack/Angel
そうHana-biラストシーンの曲です。
今回は少し思い出話も含めてなので長い文章ですので、ベッドの中で寝る前でしたりお風呂の中での時間潰しに是非。
前回①でお話したTATTOOとの出逢いは大きな勘違いと気づき、気づいた頃にはTATTOOの存在が非現実的な事もあり、少しずつ僕の頭の中から忘れ去られていたTATTOO。
今回は①の出逢いから少し年月が経ち、ある人との出会いをきっかけにTATTOOを思いだし、TATTOOを知り、TATTOO自体と距離が縮まって行くお話です。
二十歳を過ぎ当時埼玉県(電車で東京まで片道一時間程度)に実家があった僕は頻繁に東京で遊ぶようになります。
遊び始めたと同時にアルバイトも東京で始めました。
地元でアルバイトすれば良いのに、背伸びしたくてわざわざ東京のましてや渋谷でアルバイトし始めました。
渋谷で夜中まで働いて、始発を渋谷TSUTAYAのスターバックスやマクドナルドで待ち、家に帰って寝て、また渋谷にでて、アルバイト…のルーティンを作り上げていました。ただただ我武者羅にアルバイトして全力で生きていました。身体はしんどかったと思うんですけど心が折れないんですよね。ただ楽しいと言うか。当時の僕からしたら1日に起きる全てが新鮮でキラキラしてたと言うか。
アルバイトを頑張りながらそれに並行して当時流行っていたSNSの先駆けであるmixiで色々友達を作り始めました。
男女見境なくとにかく友達を作りました。
今思うとほぼほぼナンパだと思います。
タイプの女の子がいると声かけて、仲良くなるのを嫌がられても
「お願い!mixiだけでも!」
なんだよmixiだけでもって。
言い訳じゃないんですけど、当時のmixiの存在と言うのは次に繋げる為のツールでもあり会話の一区切りの手段でもあったんですよね。
今で言う「インスタグラムやってる?」
みたいな。
…若さゆえ始めた経験や自ら進んでいく行動力がのちに今のカメラマンに活かされて繋がるのですが…その話はまた今度。
そんなこんなである一定の生活ルーティンを楽しみながら東京で色々吸収して行く中で
「クラブ」
で遊ぶ事を覚えました。
当時の僕したら始発待つ上でとても都合の良い場所でもあったんですね。
当時に渋谷-代官山ら辺には様々なクラブがありどこに行っても
「だいたい、毎回、いつも同じメンバーと再会」
なわけなんですよね。
友達を作り続けながら仲良いみんなと様々なクラブに行き続けていると ひょんな所から老舗のライブハウスの新規イベントでDJをやると言う話になり、イベントの主催者と会う話になりmixi経由で仲良くなった友達に紹介してもらいました。
その主催者と言うのは今でも仲良くしてもらい、現在アーティストを活躍中のAキラ君と言う人物。
初めてみたAキラ君をみた僕は最初に女性かと勘違いしてしまうような容姿でした。
華奢で女性的な顔つきで髪の毛もサラサラな男性だったんです。今も仲良くしてもらっていて本人に言いますが、後ろ姿だけなら痴漢されますよってぐらいフェミニンな方でした。
普段は言わないですけど彼は当時から今も僕のアイドル的な存在でもあるんです。
こんな人今まで周りにいなかったから、凄いカルチャーショックを受けたと言うか。
そんな容姿の彼にびっくりしながら挨拶もそこそこに話をしているとまた一つのびっくりした事があったんです。
お気づきでしょうがAキラ君の両腕には沢山のTATTOOが入っていました。薄暗いクラブの中でもハッキリ見えたTATTOOは衝撃でした。その華奢な体から想像がつかないような柄
様々な生き物や花が居ました。
蛇に龍に蓮の花だったりとにかく綺麗でした。
その日は連絡先交換して、終わりその数日後にまたAキラ君と会う機会がありました。
話しながらも何か手が気になるんですよね。見たいんだけど見たいって言うほどでもなく、興味がないって言うと嘘になると言うか。
ただなんとなく
「懐かしいけれど新鮮」
と言う感覚はありました。
Aキラ君は優しく面倒見も良く可愛がってもらって当時Aキラくんの家には三軒茶屋にあったと言う事で頻繁に泊まりに行かせてもらってました。
買い物やお茶をしにAキラ君ととにかく遊びました。
週に3回Aキラ君と会ったりしていた時期もありました。
Aキラ君は僕に何でも教えてくれる人でした。
Aキラ君と週に3回会うと言うことは週に3回TATTOOと会うということ。
Aキラ君のTATTOOと言うのは当時の僕からみて義理の父の薔薇のTATTOOとは明らかに違うTATTOOだったんですね。
線がハッキリしていて
コントラストがハッキリしていて
柄のバランスや立体感も凄くて浮き出ているような特に龍に関しては宿りを感じました。
忘れていたTATTOOが気がついたら、少しずつ身近になりディテールまで見るようになっていて、見て何かを感じるようになっていたんですね
友達と待ち合わせと言えば定番の渋谷TSUTAYAで立ち読みしている際に男性ファッション誌をみていたんですが、TATTOOが身近になってきたせいか、気がついたらTATTOO雑誌を見るようになっていたんですね。
当時はTATTOOと言うのはまだファッションと言うには程遠く、雑誌があるのも知らなかったし、知り合いで周りにはAキラ君ぐらいしか入っている人いなかったし、基本的にはそうゆう職業柄の方が入れるものだと思っていました(Aキラ君はそうゆう人じゃないのでご安心下さい)
そんな気がついたら結構近い距離になってきたTATTOO
一気にと言うかじわりじわり
だるまさんが転んだ
のように近づいてきたTATTOO
そんな中僕は遂にAキラ君に聴いてしまうのです
「Aキラ君、TATTOO何処で入れてもらってるんですか?」
今回はこの辺で。
下手くそな文章を最後までお読み頂きありがとうございます。
是非、お気軽にフォローだったりコメントくださいね。
ありがとうございました。
マゴメタクミ