孫にかかるお金はどのくらい?
孫ができると育児グッズやおもちゃ、お洋服など…色々と買ってあげたくなりますよね。
孫のためならなんでもしてあげたい、そんな気持ちの一方で、やっぱり気になる「お金のこと」。
当たり前の話ですが、孫の数だけ費用はかさみます…
毎年あげるお年玉も、孫の年齢があがるにつれて金額もあがっていきます。
「初孫が誕生した喜びで、序盤からお金をかけすぎてしまっています。後に生まれてくる孫のことを考えるとヒヤヒヤです…」
という、うれし悲しい声も(笑)
孫にかけたお金、1年間の平均額
ソニー生命が実施した「シニアの生活意識調査2020」によると、孫への1年間の出費の平均は「11万2,715円」です。
過去の調査結果と比較すると、平均金額は年々上昇傾向でした。
しかし、今年は新型コロナの影響もあってかやや減少する結果となりました。
また、実際に使ったお金の内訳は…
1位「おこづかい・お年玉・お祝い金」(75.0%)
2位「一緒に外食」(46.6%)
3位「おもちゃ・ゲーム」(40.6%)
4位「本・絵本」(32.2%)
5位「衣類などファッション用品」(26.6%)
参照:ソニー生命
出費のメインは節目のイベントで、その次に「外食」「プレゼント系」が続く結果に。
具体的に買ってあげたものは?
さらに詳しくみていきましょう。
あおぞら銀行が行なった「シニアのリアル調査 2018」によると、半分以上の人が「節句の人形」を購入しています。
1位「節句の人形」(53.0%)93,400円
2位「ランドセル」(46.3%)50,800円
3位「自転車」(30.5%)30,100円
4位「七五三」(30.1%)44,100円
5位「入学金」(28.9%)192,300円
参照:あおぞら銀行
孫が喜んでくれるならばと、つい財布の紐がゆるんでしまう方は多いです。
しかし、「お金の体力」にも限界があります。
孫への限りない愛情と、限りあるお金。うまく折り合いをつけていきたいですよね。
孫出費の節約ポイント
▼外食の頻度を減らす
孫との外食はとても楽しいものですが、自宅でパーティーを楽しむ方も増えています。
自宅なら移動の手間がありませんし、食材を安く多めに調達することができれば、「楽しさ」と「出費」のバランスが取れます。
孫がしっかり満腹感を得られるように焼き肉パーティーを開催する方や、孫の好きな料理をたくさん作ってあげる、という方も。
▼買ってあげる、ではなく「援助」する
なんでも買ってあげてしまうと、ママパパや孫にとっての「ありがたみ」は薄れていきます。
事前に「今回は〜万円を援助するね」とハッキリと伝えることで、ママパパも動きやすいです。
あらかじめ金額を設定できるので、こちらも予算計画が立てやすくなります。
「でも、援助では頼りなく思われそう」と心配な方は、たまにドンと買ってあげればOKです。
孫出費との向き合い方
孫の成長はこれからもずっと、長く見守っていきたいですよね。
ですので、長い目でみてどこにお金を使うのか、ここぞ!のタイミングを見極めたいところ。
さほどお金をかけなくても、孫にとって一生の思い出になるような体験は実現できます。
孫に対するお金の使い方は、孫との関わり方そのものです。
孫との暮らしでは、祖父母と孫の関わり方について、これからも考えていきます。
お知らせ
孫との暮らしでは、「祖父母と孫が一緒に楽しめる新サービス」をスタートします。詳しくはこちらから。
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