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私の野菜畑 その1

タイトル画像は先端に花が付いている若いキュウリです。 

      なんじゃ こりゃあ?・・・( ´艸`)



  ここからは
   夫と私の野菜作り奮闘記になります。
   失敗したり思いがけず大成功だったり
   楽しい野菜作りのオハナシ。


★ 私が会社勤めをしていた頃のこと ★


自営業をしている夫が、
片手間に自宅から1キロほどの所の畑で
自家用野菜を作ってくれていた。

休日には私も一緒に畑に行き、
伸びすぎて地面に這い出してしまったきゅうりのツルを
ひっぱり上げて棚に這わせてあげたり
余計なツルを切り取ったり、
野菜採りをしたり、
今思えば「気ままな手伝い」をしていた。

 
この畑は、隣の水田から水を引けるし、
元々〘 地味 〙が良いのだろうか、

  イヤイヤ、そんなこと言っちゃいけない。
    夫の努力のおかげ デス!
 ( ^^) _U~~

美味しい野菜がどっさり採れる。

春には緑濃く味も濃い葉物野菜、
夏には
真っ赤に熟れたトマトや肉厚で大きなピーマン、
そして
八百屋さんやスーパーには売っていない
やわらかくて甘い 小さなキュウリとナス
ナドナド。せっせと成らせてくれた。


野菜農家さんがキュウリをこの小サイズで出荷しないのには
きっとそれなりの理由があるのだろうけど。

    箱に詰めて出荷するから輸送中に傷みやすいからかな?

まだ若い この15~18cmほどの小さなキュウリは、
甘味があってコリコリとしてとってもおいしいのだ。  
      

ほら、コレ!


夫も私も、
この小ぶりなキュウリに信州味噌を付けて食べるのと、
晩秋の頃になって
この辺りでは絶対市販されていない
ウズラ卵程の小さなナスを集めて
あっさりと塩漬けにしたり
辛子漬けでコリコリと食べるのが毎年の楽しみ。 (^ ^ ♪

                     
 
ところが!

キュウリやナス、トマト、モロッコインゲン、オクラなどが採れ始めると
もう「野菜採り」と「野菜消費」が 大仕事 なのだ!  
         

4時には目が覚めてしまう早起きの夫は、
毎日 朝だけ採って来てくれる。

夫は丹念に探して採ってくれないから
見逃したのが翌朝には大きくなりすぎて、
(まあピーマンは大きくなっても食べられないほど
 硬くなることはないし、トマトは甘みが増すだけで
 問題無いけど)
キュウリとナスは皮が固くなって味がボケてしまう。

だけど、ちょうど食べごろの野菜がどっさり採れたら
タイヘンなことになる。   

   直売所でもやらなくちゃ! (>_<)

夫は毎朝大きくなり過ぎた野菜たちを
畑の隅にポイポイして来るらしかった。

私が休日に行ってみると、
ヘチマみたいなドデカキュウリが根元にデーンと横たわってたり
 鬼の角 みたいなオクラ
大きな葉っぱの陰から角先を出しているのを発見して
ドッキリしたり。 

   写真撮っておくんだったなあ "(-""-)" 

    
夫が採ってきてくれる
「ちょうど食べごろの美味しい野菜たち」
というのがまだまだハンパじゃない。
とてもふたりでは食べきれないキュウリ、ナス、ピーマン、
モロッコインゲン、トマト、
そしてオクラなどの山が廊下にできてしまうことになる。
   ((+_+))

トマトは近年スーパーにも完熟物が置かれているが、
その頃はスーパーや八百屋さんでは手に入らない物だったので
沢山採れても困ることは無かった。

   沢山と言ってもトマトは3本の木から
   一日に3~6個ホド

しっかり 熟れたトマトは
段ボール箱に10個余り入れて、
キュウリ、ナス、モロッコインゲン、オクラ、トウモロコシ
などは  控えめに 入れて、
,度々東京に住む娘と息子の家に送って喜ばれた。

どっさり送ったら

「こんなに貰っても食べきれないからさ、
  捨てるのは気が引けるし、正直言って困るの」

なんて言われるに決まってるんだから。

だけど、
それだけではまだまだ とても片付かない。
キュウリもナスも塩漬けや辛子漬けに佃煮にと
手間暇かけて頑張ってもそんなに食べられる訳が無い。
余り日持ちしないから結局無駄になってしまう。
冬になっても食べられるものなら冷凍保存したいけど、
佃煮以外は解凍したら不味くなってしまうだろう。

そこで
「もったいない根性」が頭をもたげて、
「折角上手に作ったんだから誰かに上げなくては」と
躍起になってしまう。
       
ご近所はほとんど兼業農家さんで
自家用野菜にはコト欠かないのだから。


   つ ・ づ ・ く  
 
       
   次回からは、本当の「私の野菜畑」のお話です。

   
「本当の」ってナンだな?

         乞う ご期待!



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