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ひとりぼっちのヒヨドリ その27


   前のお話 ➡ ひとりぼっちのヒヨドリ その26


 

《在宅で野鳥観察》



今朝ラジオを聴きながら食事の支度をしてたら
野鳥観察に出かけた話をしていたけど、
私はいつも在宅で野鳥観察。 (^▽^)v   

       

毎年夏から秋にかけて、
度々美しいキジのオスがすぐ目の前の畑に
姿を見せてくれる。
(何故かメスは見たことが無い)

つやつやと輝く羽が美しい。

畑の隅を歩くオスキジ(ピンボケでスミマセン)

    
エサを探している風でも無く、
すぐ傍で私が見ているのを知ってか知らずか
のんびりとなんの警戒心も無さそうに、
なんとなくしばらく歩き回って飛び去る。

この辺りでは
銃猟用にキジのヒナを成鳥になるまで育てて放鳥するので、
人馴れしているのだ。

  銃で撃たれるために育てられるなんて・・・         

     (‐”‐#)



キジバトもよく見られる。
(ヤマバトとも呼ばれる)

あの「デデー ボーボー」と鳴いてるアレ。
  (と言っても都会の方はご存じ無いかも)
繰り返し繰り返しいつまでも鳴いているあの声を聞いていると、
「寂しいよお」とかき口説いているように聞こえて
なんだか切ない気分になってしまう。


彼らは保護鳥だからか、余り人を恐れない。

タンポポの種をついばむキジバト


ジョウビタキ

スズメほどの大きさのジョウビタキのメス

ジョウビタキは人懐こく、
庭に居ると寄ってきたりしてカワイイ。

  けど、ひよちゃんが居るから
   余りかかわらない方がいいかな?


ひよちゃんはジョウビタキにはお構いなしで、
あちこちの植物の根元などをついばんでいる姿を
時々 少し離れた高い所からジッと見ているのが
なんだか可愛い。
       
きっと
自分とは食性が違うのを解っているのだろう。

   そして  ハクセキレイ
           ⇩

 

こっちもあまり警戒心無さそうに
「なんかちょうだい」みたいに人に寄って来てカワイイ。


シジュウカラ


シジュウカラも人間に対してあまり警戒心が無いようで、
巣箱など用意してあげると
素直に?そこで子育てしたりする。
・・・のはいいけど、不用心というか
「その辺」の石垣の隙間などに巣作りして
簡単に猫に捕られてしまったりするのだ。
     ((+_+))

先日、
畑の脇のコンクリートの擁壁に
水抜き用に取り付けられた塩ビのパイプから、
ナント!
シジュウカラが出たり入ったりしていた。

 (*⁰͈꒨⁰͈);
    そんな低いとこに巣作りしちゃあダメー!


猫にたちまち捕られてしまうから、
取り敢えず藁で塞いでおいた。


ツグミ

渡り鳥で、晩秋から春先までしか見られない。
ここの畑を歩き回って、
昆虫の卵やサナギとか、植物の種などを食べているらしい。

人の気配がするとたちまち飛び去ってしまうので
主観的には 「カワイクナイ。」



そういえばこの頃、
スズメも ジョウビタキも ハクセキレイも、
シジュウカラとかツグミも、
いつになくこの畑によく来ている。


  あ! もしかしたら、

  昨年の畑じまいの後
  夫が脚を骨折してしまって、
  耕運機で畑を耕起できなっかたから
  今年はいつになく雑草だらけで、
  小鳥たちの餌になる草の実が畑の中に残ってるんだろうし
  根元なんかには虫の卵とかサナギなんかが
  いつもよりいっぱい潜んでいるんじゃないかな・・・?



夫にその話をしたら、
「ああ、そうだろな」と。


  これがホントのケガの功名? 
  あ、「功名」じゃないかな・・・
  小鳥たちが身近に見られるのは嬉しいけど
  畑としてどうなんだろ?

  
冬の来る前に起こす方が良いのか
春になってからが良いのか
私には判らない。
夫もそこの判断はでき兼ねるようだった。



ひよちゃんは
すっかりここを自分のテリトリーと決め込んで、
このところスズメが来ると
サーッと何処からかやって来て、
彼らを追い払うのが忙しい。


スズメは
エサがヒヨドリと重なるものがあるので、
(穀粒とか雑草の種など)
 私のお庭なの―オ! って 


群れで来るスズメを追い払うのはなかなか大変だ。
必死に追い掛け回してるひよの様子が
可笑しくも可愛い。


  あれ?そう言えば、
  去年の夏はスズメたちと仲良く一緒に
  私が上げた麦ご飯とか玄米ご飯なんかを
  ついばんでたのに・・・?
  
  あの頃はまだ幼くて、
  それに親鳥と別れたばかりで寂しかったから?
    ・・・かなあ



    

   つ づ く 

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