キャッシュフローがもたらしてくれる効果って何があるの?

「3泊4日!」


このワードを聞いた時、
あなたなら、
何を思い浮かべますか?


私もそうですが、
「旅行」などの休暇を
思い浮かべる方が多いのでは
ないか?と感じます。


そういう前向きな休暇で
あれば嬉しいのですが、
私の場合、「3泊4日」の
入院を先日してきました。



小学校の時に、扁桃腺の手術で
入院して以来、久々です。


唯一加入している「医療保険」から、
はじめて、入院給付金を受け取る
機会にもなりそうです。
ずっと保険料を払っていただけ
だったので、こういう時には、
少し受け取らせて頂いても良いのかな、
などと楽しみにしています(笑)


と、少し前置きが長くなって
しまいましたが、入院する
ということは、
仕事から離れることとなり、
収入が途絶えることにつながります。


会社勤めの方であれば、
有給休暇や健康保険からの
「傷病手当金」などを
活用することで、
収入の補填ができるかと思います。


FPらしく(笑)、
傷病手当金について、
少しだけ触れておきます。


おおまかに言えば、
3日連続して病気やケガなどで
休み働けなかった時に、
4日目から最長1年6ヶ月、
月額給与の3分の2を支給して
もらえる、という制度です。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3040/r139/


仕事上で病気やケガをした場合は、
労災保険からの給付があるので、
この傷病手当金は、
仕事と関係ない所で、
病気やケガなどをされて、
休むことになった場合が対象です。


また、上記で私がお伝えしたように、
保険会社の「医療保険」に入って
いらっしゃれば、保障内容に応じた
給付も受けられます。


と、会社にお勤めの方の場合、
収入減を補える仕組みが
あるのですが、
私のような自営業の人間にとっては、
有給休暇も傷病手当金もありません。


ただ、私の場合、不動産投資、
大家業を2007年から行っています。


空室にならない限り、
保有している部屋が稼ぎ出してくれる
賃料収入というキャッシュフローが
あります。


他にも、株式などの金融資産にも
お金を置いており、
そこから少額ではありますが、
配当金や分配金を受け取れる
仕組みも作っています。


私自身が休まざるを得なくなった
としても、お金を運んでくれる仕組み、
キャッシュフローが途絶えにくい
仕組みがあることで、
ありがたいことに、入院のことを
言われた時でも、お金のことを過度に
気にかけることはありませんでした。


そう考えると、資産運用の中でも、
キャッシュフローを意識して
取り組むというのは、
私的な保険を作っているような
ことなのかな、
とも思ったりしました。


先程お伝えした、
「傷病手当金」のような仕組みを、
自分で作っているようなイメージです。


最近、株式投資の世界では、
高配当株の存在が注目されていますが、
不動産からの家賃にせよ、
お金の流れを産み出すことを
意識した資産運用は、保険のような
気持ちの安心感を抱かせてくれる
のだな、と改めて最近思いました。


もちろん、売買を通じて利益を
狙っていくというスタイルもあり、
それが性に合うという方も
いらっしゃると思います。
それができる方は、
すごいな、と本当に思います。


ただ、私のように、
値動きを意識して利益をあげて
資産を積み上げてくようなスタイルが
苦手な人間の場合は、
コツコツとストックを積み上げていく
スタイルを選ぶことになります。


よく用いられる例として
分かりやすいので、
コップの例を使います。


コップに入っている水。


そのコップから
あふれ出た水を飲んで、
中身を減らさなければ、
あふれる状態を継続できる。


これが、キャッシュフローを
意識した運用スタイルです。


配当金や分配金のような
あふれた水を飲まず、
それがあふれないように、
コップそのものを大きくしていく、
水の入っている器を大きくしていく
というのが、
再投資、複利効果を得られる
運用スタイルだと私は考えています。


仕事を休まざるを得なくなるなど、
自分が動きにくくなった時に、
効果のある運用スタイルは、
コップからあふれた水を
味わうキャッシュフロースタイル。


そして、コップそのものを
大きくしていく複利、再投資スタイル。


これらのスタイルは、
効率的ではありません。
1ヵ月とか1年とかでできる
仕組みではないので、
時間と忍耐が
必要にはなってきます。


ただ、これらが積みあがってくれば、
私的な保険のような安心感があり、
あなたのお金面の不安を
和らげてくれる、
大きな効果をもたらしてくれるのでは
ないかと私は思うのですが、
どう思いますか?

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