『知の整理術』/pha

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phaさんの『持たない幸福論』をたまたま手にとって読んでから、彼の思想に深い共感を受けた。
たまに(よく?)ある「自分の考えとまるで同じ人やん!」みたいな感じ。
phaさんと自分の違いを述べれば、地頭の良さと社会を離脱するほど勇気がなかったこと。
(逆説的に言えば、自分はphaさんができなかった「既存社会で耐える」ことを体現している)

今回は「勉強攻略法」的な要素も強いので、ゆるい文章が少ないのは残念だけど、それでも為になることもあった。

簡単だけど、印象に残ったワード。

・人間の体は、自分に必要なものは美味しく楽しく感じるようにできている。
=必要な時の必要な知識は美味しい。
⇨勉強は基本的に自分が楽しいと思うことだけやればいい。特に「必要なことを学んでいく」社会人は特にその意識が大事だと思う。その方が楽しいし、成果も大きいだろう。

・何が問題か言葉にできたら、もう半分は解決したようなもん
⇨最近、「なんとも言えない息苦しさで悩んでいる人」って割と自分以外にもいるのかなあと思えてきた。だからこそ、当ブログの存在意義もあるし、それを言語化するために、自分と徹底的に向き合う。

・欠落があるからこそ個性がある、才能がある
⇨以前、「中途半端な優等生が一番危険だ」という記事を書いたが、特定の部位が鍛えられないと活躍するのは難しいと個人的には感じています。

・記憶は曖昧なほうが役にたつ
=勉強は雰囲気や空気感を掴む。それが自分の血となり、肉になるんだぜ、ボーイ。

・考えるときのコツ=考える材料を全て頭の中に入れてから休む
⇨休むときの言い訳にしています。レミニセンス効果を期待して。

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