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自分が自分を受け入れるのが究極の癒し

他人軸で不安障害の私は、環境の変化が大の苦手。大勢の中で人になじめるのかどうかで頭がいっぱい。

会社の歓送迎会も基本的になくていいと思うタイプなので、歓迎会の入社の挨拶とか本当にストレス笑。

そんな自分を変えたくて、マインドや自己啓発、スピリチュアルまで心にかかわる本は多岐に渡りたくさん読んできました。

「自分は大丈夫、愛されてる、友達もたくさんいる!」と言い聞かせたりもしたけど、飽き性でなかなか続かない。そして読んでも忘れる。何を読んだかも覚えていない始末笑。

何をやっても変われない自分はいったいどうすればいいんだろう?と悩んでいたら、ネットでたまたまアロマの存在を知りました。

嗅覚は本能と直結していて、ダイレクトに感情や記憶に影響を与えるというもの。

そのメカニズムから、アロマの香りは本能を揺さぶると知り、アロマの世界を知りたい!自分の感情を整えたい、自分(本能)を知りたい!そんな想いからアロマの体験会に行きました。

そこではじめて嗅いだアロマはラベンダー。このラベンダーを嗅いだ瞬間、

「なに、この良い香り、もっと嗅ぎたい!」

という衝動に駆られて、瞬間ラベンダーの香りに恋に落ちました。

ラベンダーのことしか考えられなくなって、悩みとか不安が一瞬で消えました。もちろんそれは一時的に消えたものなので、それから毎日ラベンダーを嗅ぎ続けていきました。香りで心や身体が気持ち良いと思えるようになると満たされる感覚も増えていきました。

この経験から香りがダイレクトに感情につながることが分かり、ますます香りの世界に引き込まれました。言葉でいくら変えようと思っても心が追い付かなかった私は、言葉のない香りが心を揺さぶりました。

家庭のことで悩んでいたときのこと。
何も考えずたまたまローズを嗅いだら涙がポロポロ流れてきました。ローズは愛や許しのオイルで、傷ついた心を包み込むと言われています。そのとき、ローズのオイルから私は今こんなにショックを受けて悲しかったんだと気づかされました。傷つくのを恐れて見ないふりしていた感情を「感じる」ことで、自分の心や身体が自然と満たされていきました。また香りはそれだけ、ダイレクトに感情に届くんだと改めて感じました。

そうするうちに、他人軸、不安障害な自分も「受け入れよう」という感覚になっていきました。

自分を受け入れ、許すこと。

自分を否定し、こんな自分を変えたい!とばかり思っていた私にとって、自分を受け入れることが究極の癒しとなりました。自分を許し受け入れることそのものが、自分の軸を持つ、という強さにつながると感じました。

言葉や情報は私たちに大いなる智慧を与えてくれます。

でもその情報を得ることばかりに囚われると、その情報がときに私たちを縛り、自分は本当は何を感じているのか、何が好きなのかわからなくなることもあります。

私はアロマの香り(嗅覚)を通して、自分が今何を感じているのかを感じ取る面白さと、自分の持つ本質を受け入れる器が作られると感じています。

この感じる力を養いながら、素晴らしい言葉や情報を取捨選択できるとより豊かな人生になるのではないでしょうか。

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